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CadelerのSEP船にFrese FUELSAVE技術を搭載

CadelerのSEP船にFrese FUELSAVE技術を搭載 起重機船、クレーン船

 Cadelerが建造しているX-classのSEP起重機船2隻にFrese社のFUELSAVE技術を搭載。1隻目については今月納入予定で、2隻目の方は2023年の夏に設置される予定。

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CadelerのSEP船にFrese FUELSAVE技術を搭載

 デンマークのバルブメーカーFreseは、Cadelerが中国で建造しているX-classのSEP起重機船2隻にFUELSAVE技術を設置することを発表。FreseのFUELSAVE技術は、船舶の冷却⽔に関するシステムで動作するポンプ圧力を最適化することで燃費を向上し、使用燃料の節約とCO2排出量の削減につながるというもの。

 2022年の初めから、FreseはCadelerエンジニアリングチームに協力し自動バランシング及び圧力独立制御バルブ(PICV)を備えた低温冷却水システムのエネルギー最適化パッケージ導入を進めていた。

 Frese FUELSAVE技術の冷却水に関する流量管理システムを採用することで、最大9%のCII燃費実績格付け制度に基づく燃料節約が期待されるそうです。

CII燃費実績格付け制度(CII Rating)とは?

CII燃費実績格付け制度(CII Rating)とは、Carbon Intensity Indicatorの略で、2021年6月に開催されたIMO第76回海洋環境保護委員会(MEPC 76)で採択され、2023年1月1日より導入された制度。船舶の年間の燃費実績を確認し、その結果に応じて格付けを行うことで、国際海運全体の燃費改善を促進する枠組み。

 中国のCOSCO Shippingで建造されている2隻のSEP起重機船へのシステム納入予定は、1隻目が2023年1月、2隻目は2023年夏頃。SEP起重機船の完成予定は、1隻目が2024年後半、2隻目が2025年前半。

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