ドイツ沖「Gennaker」向けトランジションピース製造開始

ドイツ沖「Gennaker」向けトランジションピース製造開始 洋上風力発電
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ドイツ沖「Gennaker」向けトランジションピース製造開始

出典:Dajin Heavy Industry

2026年7月30日、Dajin Heavy Industry(大金重工)は中国の山東省煙台市蓬萊区にある蓬莱製造拠点で「Gennaker Offshore Wind Farm」向けとなるトランジションピースの鉄鋼切断式(First Steel Cutting Ceremony)をおこない、製造を開始しました。

「Gennaker Offshore Wind Farm」は、ドイツのフィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15kmのバルト海でSkyborn Renewablesが開発を進めており、Siemens Gamesa製の風力タービン「SG 15-236」(パワーブースト時、最大15.5MW)63基と洋上変電所2基を設置する計画。総発電容量は976.5MW。運転開始予定は2028年。

大金重工がSkyborn Renewablesと「Gennaker Offshore Wind Farm」で使用する63基トランジションピース供給について契約を締結したのは、2025年11月。製造するトランジションピースには高強度洋上用鋼材「S355ML+Z35」を使用し、EN 1090、DNV-OS-C401、NORSOK M-101といった国際的に認められた洋上風力関連規格に準拠して製造がおこなわれるという。

2027年末までに全ユニットをヨーロッパの港へ納入する計画。

大金重工が自社運航する海上輸送船団による輸送

出典:Dajin Heavy Industry

大金重工のLinkedIn投稿によると、中国で製造したトランジションピースの輸送は自社運航の海上輸送船団により輸送をおこなうという。

自社工場での製造から、自社運航の海上輸送船団による輸送、さらには欧州ターミナルでのコンポーネントのコミッショニング(試運転・調整)や保管サービスに至るまで、一貫して大金重工が実施。このようなフルサービス・モデルは、変動の激しい世界市場において強固で一貫したサプライチェーンのレジリエンス(強靭性)を実現する。

「Gennaker」のプロジェクトディレクターであるLars氏は、トランジションピースの独占サプライヤーに大金重工を選定した理由について、確かな製造技術、統合された物流体制、そして一貫した品質管理を挙げており、予定通りの納入実現を確信していると述べている。

Gennaker Offshore Wind Farm

名称Gennaker Offshore Wind Farm
設置位置ドイツ フィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15km
発電容量976.5MW
基礎構造着床式、モノパイル
タービンメーカーSiemens Gamesa
風力タービン9MW → SG 14-236 DD → SG 15-236(パワーブースト時、最大15.5MW)
設置基数103基 → 63基
運転開始2028年
事業者Skyborn Renewables
その他洋上変電所2基
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