カタール沖の油田でフロートオーバーによるトップサイド設置
カタール沖のアル・シャヒーン油田(Al Shaheen field)でBoskalisの半潜水式重量物運搬船「Forte」によるフロートオーバーでのトップサイド設置がおこなわれました。設置されたのは、Gallaf GE Central Processing Platformと呼ばれる中央処理プラットフォームのトップサイドで重量は17,818トン。
ジャケットへの設置作業はDP(ダイナミックポジショニング)制御下で実施。BoskalisはLinkedInの投稿で、ジャケットの脚の間に半潜水式重量物運搬船「Forte」を外科手術のような精度で配置した後、バラスト調整をおこないトップサイドを設置したと述べています。
半潜水式重量物運搬船「Forte」によるフロートオーバーでのトップサイド設置は、今回のプロジェクトが今年に入って2回目。1回目はマレーシアのボルネオ島サラワク州沖でJerun-Aプラットフォームのトップサイド設置。この時のトップサイド重量は14,000トン。
トップサイドは韓国で建造
トップサイドを製造したのは、韓国のHanwha Ocean。
半潜水式重量物運搬船「Forte」
船名 | Forte |
総トン数 | 36,653トン |
載貨重量トン | 48,312トン |
長さ | 216.75m |
幅 | 43m |
深さ | 13m |
最大甲板深度 | 13m |
DPS | DP-2 |
船籍 | マルタ |
建造年 | 2012年 |
出典:Boskalis
よく読まれている記事