UFOキャッチャー式の吊具使用、2,600トン吊り起重機船「四航奋进」によるケーソン吊り上げ

UFOキャッチャー式の吊具使用、2,600トン吊り起重機船「四航奋进」によるケーソン吊り上げ 起重機船、クレーン船
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UFOキャッチャー式の吊具使用、2,600トン吊り起重機船「四航奋进」によるケーソン吊り上げ

出典:中交四航局第二工程有限公司

2026年7月30日、中交四航局第二工程有限公司は平陸運河第1停泊地プロジェクトで2,600トン吊り起重機船「四航奋进」(SI HANG FEN JIN)による最初のケーソン据付作業が完了したことを発表しました。

重量1,540トンのコンクリート製ケーソンを吊り上げる吊具は、ゲームセンターで見かけるUFOキャッチャーみたいな動きをするユニークな仕様。吊具セット時は爪のような部分が開き、ケーソン本体を包み込んで側面の突起で重量を支持する仕組み。一般的な方法だとケーソン製作時に埋め込まれた吊り上げ用ピースに人力で玉掛けするので、安全上の人的リスク低減という効果もある。

中交四航局第二工程有限公司の発表情報によると、平陸運河第1停泊地プロジェクトでは計75基のケーソンを据え付ける計画。龍門大橋の通航限界(高さ制限)や特定の水路条件といった制約がある中、従来の吊り上げ設備では桁下制限、吊り上げ精度および高精度な位置決めという3つの厳しい要件を同時に満たすことが困難だったと説明されています。

起重機船「四航奋进」のAIS情報によると、ケーソン製作場所から据付位置へは龍門大橋(龙门大桥)を通過する必要があるという位置関係のようです。しかし、吊り運搬ではなく、浜出し後にケーソンを輸送船に積んで運搬、そして据付位置で輸送船から水切りしているため従来の吊り上げ方法でも施工は可能のように見える。

中国の広西チワン族自治区で建設が進められている平陸運河は、内陸部の南寧市を流れる郁江(西江に合流)から欽州市の北部湾へとつながる全長134.2kmの水路。2022年8月に建設が開始され、2026年9月に開通予定。プロジェクトの総投資額は約727億元、日本円で約1兆6,700億円と報じられている。

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2,600トン吊り起重機船「四航奋进」

船名四航奋进
SI HANG FEN JIN
クレーン能力2,600トン
長さ104m
41m
深さ7.6m
建造年2003年
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【動画】起重機船「四航奋进」によるケーソン吊り上げ

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