東京重機とMammoetが超重量物の吊り上げに関する協業覚書締結


2026年9月10日、東京重機はMammoet Japanと超重量物の吊り上げに関する協業覚書(MOU)を締結したと発表。
超重量物の吊り上げに関するMOU締結により、吊り上げ能力1,600トン~6,000トンというオランダ製の大型リングクレーンを日本国内で導入・運用する体制を整え、洋上風力、原子力施設、インフラ開発などの大型プロジェクトに対応するという。
東京重機がこれまでに培ってきた国内での施工実績や人材と、Mammoetの特殊機材や高度なエンジニアリング技術を組み合わせることで、日本の法令や現場要件に適合した安全で効率的な運用環境を構築。これにより、大型・重量構造物を用いた施工計画の初期段階からサポートが可能となり、高所作業の削減、工期短縮、総据付コストの削減を実現する。
対象分野は、洋上風力や原子力施設の建設・保守をはじめ、インフラや産業施設の開発といった広範囲を想定。東京重機は、この協業を通じて日本国内における超重量物吊り上げ能力をさらに強化していくと述べている。
まだ覚書の段階なので日本国内の導入は少し先の話になると思いますが、巨大なリングクレーンの活躍を間近で見ることが出来るかもしれないという興味深い情報。簡単にどこでも設置出来るという訳にはいかないので、設置場所の選定は大変だろうし、場合によっては地耐力の補強が必要になることも考えられる。導入可能な工事の見通しを考慮した採算性など、実現に向けた道のりは険しそうですけど、計画が順調に進展して欲しい。
最大6,000トン吊りのリングクレーン「SK6000」


出典:Mammoet
Mammoetの製品ラインナップで最大のリングクレーンは、「SK6000」。
リングクレーン「SK6000」は、旋回中心にバラスト4,200トンを使用した状態で最大吊り上げ容量6,000トン。吊り上げ重量や機械重量が地面に与える圧力を意味する接地圧は、最大30トン/m2。メインブームとラッフィングジブの組み合わせによって、重量3,000トンの部材を220mの高さまで吊り上げることが可能。
2024年にオランダのウェストドルペにあるMammoetの自社ヤードで3ヶ月間に渡ってテストプログラムを実施している。















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