東洋建設の自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」引渡し

東洋建設の自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」引渡し 洋上風力発電
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東洋建設の自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」引渡し

出典:TOYO CONSTRUCTION

2026年6月26日、ノルウェーのVard Langstenで東洋建設向けとなる自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」の引渡し式がおこなわれました。

自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」は、イタリアの造船会社フィンカンティエリ傘下のVARDによる船体設計で ”VARD 9 15” を採用。長さ150m、幅28mの船体は日本の自然条件に最適な仕様となっており、水深の浅い海域から深い海域まで幅広いエリアで高い稼働率の作業が可能。ケーブル積載容量は国内最大級の9,000トンで最大吊り上げ能力400トンと100トンのクレーン2基を搭載し、DP Class 2のDPS(自動船位保持装置)により、変化の激しい海象条件のもとでも安全かつ高精度なケーブル施工を実現。ケーブル敷設システムは着脱可能となっており、Cable Laying ModeとConstruction Modeの切り替えが可能。将来本格化が見込まれる浮体式洋上風力の係留工事や海底直流送電(HVDC)網の構築など、次なる市場フェーズにも柔軟に対応できる拡張性を備えている。

建造開始は2年前

自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」は、およそ2年前の2024年7月に鉄鋼切断式(First Steel Cutting Ceremony)がおこなわれ建造を開始。ルーマニアのVARD Brăila ShipyardおよびVard Tulcea Shipyardで船体建造と一次艤装をおこなった後、ノルウェーのTomrefjordにあるVard Langstenへ回航して二次艤装および総合試運転を実施。東洋建設へ引き渡された自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」は今後、ノルウェーから日本への回航および国内での最終仕上げを経て、実運用に向けた準備を整えるという。

日本からはるか遠い北欧のノルウェーから日本までの距離は約30,000km(約16,200海里)。日本への回航日数は平均速力11ノットでも2ヶ月以上かかる。

建造タイムライン

船名「DISCOVERY」の由来

東洋建設は自社ウェブサイトの掲載情報で、船名「DISCOVERY」の由来について説明しています。

「DISCOVERY」には、当社の海洋ビジネスの進化を示す確かな哲学が込められています。当社で活躍する自航式多目的船「AUGUST EXPLORER(2016年竣工)」が未知の可能性を「探検・調査する者」であるなら、本船「DISCOVERY」は確かな答えを「発見・獲得する者」です。この2隻が揃うことで、当社の海洋ビジネスが新たなフェーズへと進化したことを示しています。

出典:東洋建設 | トピックス | 自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」の引渡し式を挙行(2026年6月29日掲載)(https://www.toyo-const.co.jp/topics/generalnews-27052)

自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」の概要

自航式ケーブル敷設船「DISCOVERY」
出典:VARD
船名DISCOVERY
総トン数18,985トン
長さ150.1m
28m
深さ12.2m
喫水7m(最大)
ケーブル容量9,000トン
甲板面積2,000m2
速力12ノット
宿泊設備90人
DPSClass 2
クレーン400トン、100トン
(動揺低減機能付き)
ハイブリッドシステムバッテリー2,000kWh
船籍日本
母港石狩湾新港

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