台湾の大彰化4で風力タービンから火災、鎮火後に当該タービンを停止・隔離


2026年8月21日、Ørstedは台湾の「Greater Changhua 4 offshore wind farm」(大彰化4洋上風力発電所)で発生した風力タービン火災について声明を発表しました。
Ørstedの声明によると、8月8日に「Greater Changhua 4 offshore wind farm」において、風力タービンのシステムが異常を検知し、自動的にトリップ(停止)。その後、現場チームが当該タービンでの火災を確認し、火災は直ちに鎮火。風力タービン火災による人的被害は発生しておらず、関係当局および主要なステークホルダーへの報告は完了しているという。
現場チームは直ちに安全対策を講じ、当該タービンを送電系統から切り離した。当該タービンは停止・隔離された状態が続いているものの、発電所の他の設備は通常通り稼働しており、予防措置として当該タービンの周囲には立ち入り禁止区域が設定されている。
洋上風力発電所は、多重の安全保護機能や機器の隔離機構を備えた設計となっており、個々の機器が異常を検知した際には即座に停止・隔離をおこなうことで、他のタービンや発電所全体の運用に影響が及ぶのを防ぐ仕組みになっている、とØrstedは声明で述べています。
今後、風力タービンを製造・供給するサプライヤーのSiemens Gamesaと緊密に連携して原因究明を進めるとともに、状況を注視。すでに調査計画およびその後の修繕計画を策定済みとなっており、すべての対応において人および設備の安全確保を最優先とし、周辺の海洋環境への影響が生じないよう最大限の配慮をおこなう。
風力タービン火災が発生した根本的な原因については、引き続き調査中。今後も法的な報告義務を遵守し、進捗状況について関係当局や主要なステークホルダーと緊密に連携・対話を継続する。
Ørstedは声明の最後に、事実関係が完全に確認されるまでの間、情報の正確性を期すため原因や潜在的な影響に関する憶測を控えるよう強く要請している。
風力タービンの設置は2026年1月に完了

出典:Ørsted
「Greater Changhua 4」を含む「Greater Changhua 2b and 4 offshore wind farms」(大彰化2b&4洋上風力発電所)で風力タービン設置が完了したのは、2026年1月。
「Greater Changhua 2b and 4 offshore wind farms」は台湾中西部の彰化県沖35~60kmに位置し、風力タービン基礎にはサクションバケットジャケットを採用。Siemens Gamesaの14MW風力タービン「SG 14-236 DD」66基を設置する計画で総発電容量は920MW。
2026年5月には、風力タービン間を結ぶアレイ間ケーブルの敷設および通電がすべて完了し、「Greater Changhua 4」の風力タービン全42基が台湾電力(Taipower)の送電網に接続され、発電を開始したと発表されました。

















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