Van Oordがポーランドの「Baltica 2」建設契約発表
Van Oord awarded contract for large-scale offshore wind project in Poland
(Van Oord、ポーランドの大規模洋上風力発電プロジェクトの契約を締結)
https://www.vanoord.com/en/updates/van-oord-awarded-contract-large-scale-offshore-wind-project-poland/
2024年2月14日、Van OordはØrstedとPGEがポーランドで開発を進める「Baltica 2 Offshore Wind Farm」での建設契約を締結したと発表。契約したのは拡張モノパイルの輸送と設置についてとなっており、数量は風力タービン基礎107本と洋上変電所基礎4本の計111本。
Van Oordはプレスリリースの中で、1,600トン吊りSEP船「Aeolus」、特殊杭打ち船「Svanen」そして、根固め石設置に「Nordnes」を配備すると述べています。特殊杭打ち船「Svanen」については2023年12月に大規模なアップグレード予定が発表。2024年第3四半期にはアップグレードを終えた「Svanen」による運用開始が明らかにされており、「Baltica 2 Offshore Wind Farm」での14MW風力タービン基礎設置が可能になるという。
少し気になったのは、拡張モノパイル(extended monopiles)という言い方。拡張モノパイルとは、従来のモノパイルとトランジションピースを1つに組み合わせることで作業を省略化し、設置作業をより安全に迅速化するというもの。いわゆるTPレス・モノパイルのことだと思いますが、TPレス・モノパイルは商品名なのでしょうか。
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