高さ110mのリーダーを搭載した杭打ち船「三航桩22」竣工

高さ110mのリーダーを搭載した杭打ち船「三航桩22」竣工 起重機船、クレーン船
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高さ110mのリーダーを搭載した杭打ち船「三航桩22」竣工

2024年12月18日、中交第三航務工程局有限公司(CCCC Third Harbour Engineering)と中交建融租賃有限公司(CCCC Financial Leasing)が出資し、上海振華重工業(ZPMC)が建造した杭打ち船「三航桩22」(San Hang Zhuang 22)の引き渡しがおこなわれました。

杭打ち船「三航桩22」の船体寸法は長さ99.6m、幅34m、深さ7.2m。高さ110mのリーダーを搭載しており、杭打ち仕様としてのスペックは最大150トン、直径3m、長さ95mを超える杭の打設が可能だという。リーダーを外した状態のクレーン能力は1,000トン吊り。リーダーを倒した状態のエアドラフトは47m。非自航式。

引き渡し後は、洋上風力発電プロジェクトでの活躍が期待されているそうです。

2024年6月に船体の進水がおこなわれ、2024年8月に搭載するクレーン部分の海上輸送がおこなわれていました。過去の記事では「三航桩22」のクレーン能力について800トン吊り?と記載していましたが、中国船級社(CCS,China Classification Society)に登録されている情報によると1,000トン吊りになっています。

杭打ち船「三航桩22」の概要

船名三航桩22
総トン数8,932トン
クレーン能力1,000トン
長さ99.6m
34m
深さ7.2m
喫水4.5m
船籍中国
建造年2024年12月
杭打ち船「三航桩22」
出典:龙船风电网

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