Havframが2隻目となるメガSEP船の建造契約
Havfram Wind doubles fleet with order of second Wind Turbine Installation Vessel
(Havfram Windは、2番目の風力タービン設置船の注文で艦隊を2倍にします)
https://havfram.com/news/havfram-wind-doubles-fleet
2023年4月18日、ノルウェーのHavfram Windは、1隻目の建造契約におけるオプション船にあたる2隻目のメガSEP船について中国のCIMC Rafflesと建造契約を行なったことを発表した。完成・引き渡し予定は2025年第4四半期後半。
船体設計は、1隻目と同様にNOV海洋事業の一部であるGustoMSCによるもので、NG-20000Xという型式。
型式 | NG-20000X |
長さ | 151.1m |
幅 | 58.0m |
甲板スペース | 5,600m2 |
レグ長さ | 120m |
最大作業水深 | 70m |
最新のバッテリーハイブリッド運転技術が搭載され、以前のモデルと比較して炭素排出量を大幅に削減するという。
搭載されるクレーンについても1隻目と同様、Huisman製で最大吊り上げ能力3,250トン。フル電動のLEC(Leg Encircling Crane)は、ブーム長さ155mで、甲板上からの揚程は約180m。ローター直径300mを超える洋上風力タービンと水深70mの海域で最大3,000トンのXXLモノパイルを設置する能力を備えている。
クレーンは、中国の福建省漳州市にあるHuisman (China)で製造される予定。
建造後の作業予定
中国で建造中の1隻目と建造を発注した2隻目のメガSEP船が引き渡された後の作業予定。
Havfram Windは、2023年3月に世界最大規模の「Hornsea Three offshore wind farm」の風力タービン設置について契約したことを発表。さらにNorfolk projects、Nordseecluster projectのタービン設置サポートについて優先サプライヤー契約を結んでいる。