中国で5,500t吊り起重機船の起工式
2023年12月12日、上海振华重工(ZPMC)が中交第二航務工程局有限公司向けとなる5,500トン吊り起重機船のドック内で建造を開始する起工式にあたるキール敷設式(Keel Laying Ceremony)がおこなわれました。
建造着工となる鉄鋼切断式(First Steel Cutting Ceremony)は2023年8月におこなわれており、船体の建造とは別にクレーン部分の建造は2023年9月に着工しています。
5,500トン吊り起重機船の建造履歴
- 2023年5月建造契約調印
- 2023年8月鉄鋼切断式(First Steel Cutting Ceremony)
- 2023年9月
- 2023年12月起工式(Keel Laying Ceremony)
完成イメージでは推進装置を搭載
船名 | 未定 |
クレーン能力 | 5,500トン |
長さ | 165m |
幅 | 52m |
深さ | 11m |
公開されている完成イメージを見ると、船尾にはアジマススラスター、船首にはバウスラスターを搭載していることが確認できますが、自航式なのかDPS搭載船なのかといった部分は詳細不明。今後、建造が進めば情報公開されるかもしれません。5,500トンというクレーン能力をもつ固定式起重機船を新造するだけでも興味深いですが。
今後も、建造進捗に関して情報があれば記事にしますのでお楽しみに。
よく読まれている記事