再利用することは大切ですが、石油プラットフォームがまさかの芸術に変換されるようです。
SEE MONSTER
そのプラットフォームの名は「SEE MONSTER」。
「SEE MONSTER」は、2022年3月から10月にかけて開催されるUnboxed2022の一環として、イギリスのウェストン・スーパー・メアで展示されるパブリックアートインスタレーション(public art installation)。
450トンのプラットフォームが運ばれ、事前に組み立てられたジャケットの様な脚に搭載された後、全体的な建設が行われるようです。完成時には高さ35mになる模様。
SEE MONSTERの運搬
「SEE MONSTER」は、北海で実際に使用されていた石油プラットフォームが寿命を迎え撤去されたもの。撤去後、オランダの造船所で不用な部材を取り外し、清掃してイギリスのウェストン・スーパー・メアの砂浜に運搬。
運ばれた場所は、港の岸壁ではなく、砂浜。
なので当然、運搬してきた台船は座礁させた状態で荷下ろししています。
運搬台船は、「HEBO-P41」。全長75m、幅17.54m、深さ4m、総トン数1,335トン。
台船からの荷下ろしにはMammoetのSPMT(Self-Propelled Modular Transporter)を使用。台船との高さ調整が難易度高そうですけど、サラッとやってるように見えます。
完成が楽しみです。オープニングの日程につては、👇下記の様な記載がありました。
A phased opening at the Tropicana begins over August bank holiday in England, Northern Ireland, and Wales.
(トロピカーナでの段階的なオープニングは、イングランド、北アイルランド、ウェールズでの8月の銀行休暇中に始まります。)
The Monster is coming! | SEE MONSTER
トロピカーナというのは「SEE MONSTER」が設置されるイベント会場の名称。
それより”8月の銀行休暇”って何?
調べると、”August bank holiday”は8月の祭日のことみたいです。
なので、8月29日(月)がオープニング予定日。
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