FIFAワールドカップで来場者のホテルとして3隻の大型客船をチャーター

　2022年11月20日に開幕するFIFAワールドカップ カタール2022。世界中から集まる来場者に提供する宿泊設備として主催者が大型客船を3隻チャーター。大会期間中、ドーハのクルーズターミナルに停泊する大型客船をホテルとして使用できる。

来場者のホテルとして3隻の大型客船をチャーター

　ナイスアイディアというべきか贅沢な使い方というべきか。

　2022年10月10日、MSC CruisesはFIFAワールドカップ カタール2022に協力し、所有する3隻のクルーズ船をクルーズ船ホテルとして提供することを発表した。

　MSC Cruisesのプレスリリースによると、期間は11月19日から12月19日まででその間クルーズ船はドーハの港に停泊。訪れる来場者に1,075の客室を提供する。全室開放するわけではないようです。

　ワールドカップは11月20日に始まり、推定150万人がこのイベントのためにカタールに来るという。カタールの首都ドーハには、宿泊設備として31,000の客室容量があるそうですが足らないようです。

チャーターされた大型客船3隻

　チャーターされた大型客船3隻「MSC Poesia」「MSC Opera」「MSC World Europa」の概要。

気になる宿泊料金は？

　日本代表も出場するので国内からも期間中にドーハへ観戦に行かれる方は多いかもしれません。FIFAワールドカップカタール2022公式ページにも予約サイトがありますが、チケットを持っている方は優先的に宿泊できるそうです。最低保証で2泊は宿泊しないといけないルールになっているのでご注意を。

　気になる宿泊料金は、豪華客船なので安くはないようです。ただ、ピンキリなので安い部屋だと1泊400ドル台で予約可能。高い部屋だと1泊5,000ドル以上する部屋なんてのも。日程によっても料金の変動があるようです。