Gyda油田トップサイド撤去完了
「Pioneering Spirit」は、ノルウェー南部の北海にあるGyda油田トップサイドの撤去を行った。
撤去したトップサイドの重量は18,400トン。
今回の撤去では、リフト容量48,000トンのトップサイドリフトシステム(TLS)が使用されています。AllseasはGyda油田を運営するRepsolと下部のジャケット撤去につても契約しており、2022年9月頃に撤去予定。
ジャケット重量は11,200トン、水深66m。この撤去作業では、ジャケットリフトシステムを使用して撤去する予定。
AllseasのHPを見ると、Gyda油田のジャケット撤去がJLS設置の構想元になっているような説明があります。なので、非常に難しい作業なのかも。それと、掲載されている情報によると、撤去したプラットフォームを再利用することを検討しているとあります。
2019 年 9 月 20 日 | AllseasはRepsol Gydaプラットフォームを削除することを選択
ギーダは、北海のノルウェーのセクターの南部、ウラ油田とエコフィスク油田の間の油田です。この油田は、掘削、収容、加工を組み合わせた施設で開発され、水深66 mのスチールジャケットが立っています。プラットフォームは1990年に生産を開始し、2016年に廃止措置計画が提出され、Gydaは現在、Gyda井戸の差し込みと並行して生産しています。プラットフォームは非常に良好な技術的状態にあり、オペレーターのRepsolに再利用を検討するよう促しています。
ジャケットは90年代に垂直に製造され、設置されたため、輸送中に水平位置での荷重を維持できません。AllseasとRepsolは、プラットフォームを現在の場所から移動させ、処分のために海岸に持ち込む方法を1年以上研究しました。パイオニアスピリットのユニークなジャケットリフトシステムを使用してジャケットをほぼ垂直の位置(60度)で輸送するソリューションにより、レプソルが上面とジャケットの両方をAllseasに授与する可能性が開かれました。
AllseasはRepsol Gydaプラットフォームを削除するために選択されました – Allseas
2022年の揚重予定重量は125,000トン以上
「Pioneering Spirit」に増設したジャケットリフトシステム(JLS)による初撤去が2022年に入って行われましたが、それ以外にも2022年は予定が多く入っているらしい。
「Pioneering Spirit」2022年の揚重予定重量は、なんと125,000トン以上。
今年に入ってからの実績をピックアップ。
Johan Sverdrup fieldのトップサイド 設置
Johan Sverdrup油田の処理プラットフォーム設置。重量は25,000トン。
Johan Sverdrup fieldの連結橋 設置
Johan Sverdrup油田で設置したプラットフォームを連結する橋を設置。全長95m。
ニニアン北部油田 ジャケット撤去
ニニアン北部油田 石油プラットフォームのジャケット撤去。ジャケット重量8,100トン。
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