モノパイルなど風力タービン基礎を製造するオランダのSif Groupは、ロッテルダムにある既存施設をアップグレードして世界最大のモノパイル製造工場を建設すると発表。2023年4月に建設開始予定で、稼働すると2,500トンのXXXLモノパイルを200基、年間で50万トンの生産が可能になる。
Sif Groupが世界最大のモノパイル製造工場建設を発表
2023年2月14日、オランダのSif Groupはロッテルダムにある既存施設をアップグレードして世界最大のモノパイル製造工場を建設するという3億2,800万ユーロ、日本円で約469億円(1ユーロ=143円として換算)の最終投資決定を発表しました。
既存施設のアップグレードに向けた工事は2023年4月に開始され、2025年の前半には稼働を開始する予定。年間製造能力は現在の30万トンから50万トンへ大幅に増加するという。これは直径11m、重量2,500トンのXXXLモノパイル200基分に相当する。
ロッテルダムの製造工場 現況と拡張後
拡張後のイメージ図と現況写真を見比べると製造能力が増加する分、製品のストックヤードが広くなっているのが分かります。まだ近接する土地には広い更地があるので、もう少し巨大化出来そう。立地、広さなどいろんな条件で最適な場所ですね。
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