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Siemens Gamesaが英国で108mのブレード製造を開始

Siemens Gamesaが英国で108mのブレード生産を開始 洋上風力発電

 Siemens Gamesaは、イギリスのハルにあるブレード工場で長さ108mの風力タービンブレードの製造を開始しました。製造したブレードは、洋上風力タービン「SG 14-222 DD」の主要部材となるブレード。

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Siemens Gamesaが英国で108mのブレード生産を開始

イギリス東海岸のハルにあるブレード工場

 Siemens Gamesaは、イギリスの東海岸、ハルにあるブレード工場で長さ108mの風力タービンブレードの製造を開始しました。生産したブレードは、洋上風力タービン「SG 14-222 DD」の主要部材となるブレード。

出典:Siemens Gamesa Renewable Energy

 Siemens Gamesaの掲載情報によると、ハルのブレード工場は2016年に開設され、ヨーロッパの風力発電所に向けて2,000以上のブレード製造を行った実績があるそうです。

 昨年には施設の生産量が2倍に拡大され、今回の「SG 14-222 DD」用ブレードとなる108mの巨大ブレード製造開始に至った。

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最初の供給はスコットランド沖「Moray West」

 「SG 14-222 DD」が最初に設置される予定となっているのはスコットランド沖で計画が進められている「Moray West offshore wind farm」。60基を供給する予定で、海域での風力タービン設置は2024年に開始される。「SG 14-222 DD」60基分のブレード180枚は全てハルのブレード工場で製造される予定。

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「SG 14-222 DD」は24時間出力359MWhを記録

SG 14-222 DD
出典:Siemens Gamesa Renewable Energy

 デンマーク北部にあるウスタイル(Østerild)試験場に設置されたSiemens Gamesaのオフショアプロトタイプ「SG 14-222 DD」は、24時間出力で359MWhを記録している。設置されたのは、2021年11月。

 出力14MWの「SG 14-222 DD」は、ローター直径222m、ブレード長さ108m、受風面積39,000m2。パワーブースト機能を使用すると最大15MWの容量が可能。

 風力タービンに関するタグ一覧 

CTG/Goldwind 252-16 MW
DS205-8MW
GWH 252-13.6MW
GWH 252-16MW
H260-18MW
Haliade-X
Haliade-X 14.7MW-220
MySE 3.0-121
MySE 3.0-135
MySE 11-230
MySE 12-242
MySE 18.X-20MW
MySE 18.X-28X
MySE 22MW
SG 8.0-167 DD
SG 8.6-167 DD
SG 11.0-200 DD
SG 14-222 DD
SG 14-236 DD
SWT-7.0-154
V164-8.4MW
V174-9.5MW
V236-15.0MW
Windcatcher

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

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