東京ガスがジェームズフィッシャー社と国内洋上風力O&Mで協業
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2024年2月27日、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)はイギリスのジェームズフィッシャーアンドサンズ(James Fisher and Sons)と日本国内における洋上風力向けの建設サポートや運転・保守(O&M)事業を共同で実施する協業契約を締結したと発表しました。
洋上風力の安定稼働には、年に一度の法定点検など定期的なメンテナンスが不可欠。しかし、海洋でのメンテナンスは、日々変化する風や波の状況に対応した作業や船の手配等、高度な専門性が必要とした上で、ジェームズフィッシャー社は洋上風力BoPの建設サポートとO&Mについて豊富な知見・技術を持っているという。
ジェームズフィッシャー社は、台湾事務所を通じてアジア太平洋地域で29件の洋上風力関連事業を実施するほか、世界全体で6.1GWにおよぶ同事業の豊富な実績がある。洋上風力の運転・保守事業に参入するTGESと、日本だけではなく長期的には北東アジア太平洋地域で洋上風力サービスの提供を目指すジェームズフィッシャー社との間で展望が合致し、協業契約の締結に至ったようです。
BoPとは?
BoPとは、Balance of Plantの略。そのプラントにとって最重要の本体部分以外という意味があり、ここでは風力タービン以外の風車基礎、海底ケーブル、変電所等を含む全ての設備を意味している。
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