ドイツ沖「Gennaker」向け洋上変電所トップサイド積み出し完了

ドイツ沖「Gennaker」向け洋上変電所トップサイド積み出し完了 洋上風力発電
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ドイツ沖「Gennaker」向け洋上変電所トップサイド積み出し完了

ドイツ沖の「Gennaker Offshore Wind Farm」向けとなる2基の洋上変電所(OSS、offshore substation)トップサイドがオランダの建造ヤードから輸送台船へ積み出しされました。

OSS「Zingst」とOSS「Darß」は、ドイツ・バルト海における50Hertzの送電網接続プロジェクト「OST-6-1」として、「Gennaker Offshore Wind Farm」で発電した電力を陸上の送電網へと送る系統の一部を担う。

洋上変電所2基に関する設計、調達、建設、輸送・据付、試運転の全工程は、HSM Offshore Energy、Smulders、Ivで構成されるHSIコンソーシアムがを請け負っており、OSS「Zingst」のトップサイドはスヒーダム(Schiedam)にあるHSM Offshore Energyのヤードで、OSS「Darß」のジャケットはフリッシンゲン(Vlissingen)にあるSmuldersのヤードでそれぞれ積み出し作業がおこなわれました。

Allseasの「Pioneering Spirit」により設置予定

2025年5月に設置を完了したBorWin epsilon設置時の輸送状況
出典:Allseas

「Gennaker Offshore Wind Farm」の洋上変電所2基の輸送・設置については、Allseasが50Hertzと契約をおこなっており、設置作業には「Pioneering Spirit」を使用する予定。

今回のトップサイド積み出しに先立ち、先日ジャケットの積み出しは完了している。「Gennaker Offshore Wind Farm」の洋上変電所ジャケットとトップサイドの寸法および重量は以下の通り。公表されている情報によると、OSS「Zingst」とOSS「Darß」の重量は同じ。

部材名称寸法(長さ×幅×高さ)重量
ジャケット40m×28m×33m3,700トン
トップサイド68m×37m×21m5,300トン

「Pioneering Spirit」

出典:Allseas
「Pioneering Spirit」に搭載されている揚重設備
  • 旋回クレーン 5,000トン
  • ジャケットリフトシステム(JLS) 20,000トン
  • トップサイドリフトシステム(TLS) 48,000トン → 60,000トンへアップグレード完了
船名Pioneering Spirit
総トン数403,342トン
長さ382m
幅124m
スロット長さ:122m
幅:59m
速力14ノット
宿泊設備571人
トップサイドリフト容量60,000トン
ジャケットリフト容量20,000トン
搭載クレーン5,000トン
船籍マルタ
建造年2014年

Gennaker Offshore Wind Farm

「Gennaker Offshore Wind Farm」は、ドイツのフィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15kmのバルト海でSkyborn Renewablesが開発を進めており、Siemens Gamesa製の風力タービン「SG 14-236 DD」63基と洋上変電所2基を設置する計画で総発電容量は976.5MW。2028年に運転開始の予定。

名称Gennaker Offshore Wind Farm
設置位置ドイツ フィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15km
発電容量976.5MW
基礎構造着床式、モノパイル
タービンメーカーSiemens Gamesa
風力タービン9MW → SG 14-236 DD
設置基数103基 → 63基
運転開始2028年
事業者Skyborn Renewables
その他洋上変電所2基
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