Vestasは、韓国の浮体式洋上風力発電プロジェクトで優先サプライヤーに選ばれ、契約を締結したことを発表。現時点でプロジェクト名や事業者についての情報は公表されていない。
Vestasの15MWタービンが韓国の浮体式洋上風力に選ばれる
Vestas selected as preferred supplier for 495 MW floating offshore wind project in South Korea
(Vestas が韓国の 495 MW 浮体式洋上風力発電プロジェクトの優先サプライヤーに選ばれる)
https://www.vestas.com/en/media/company-news/2023/vestas-selected-as-preferred-supplier-for-495-mw-floati-c3744994
2023年3月31日、Vestasは韓国の495MW 浮体式洋上風力発電プロジェクトで優先サプライヤー契約を締結したことを発表。プロジェクトが実現した場合、単機出力15MW「V236-15.0MW」33基の供給と設置が行われる。Vestasが掲載している記事の中では、韓国のプロジェクト名や事業者についての情報は公表されていない。
Vestasの風力タービン「V236-15.0MW」モデルは、現在デンマークのウスタイル(Østerild)試験場でプロトタイプによる試運転が行われており、2022年12月末に最初の発電に成功している。
2023年1月にVestasは、韓国で風力発電事業に関するサプライチェーンを構築する計画を発表。この計画は、スイスのダボスで開催されたWorld Economic Forumの年次総会においてVestasのHenrik Andersen CEO、韓国の尹 錫悦(ユン・ソギョル)大統領との調印式で正式に発表された。計画には数億米ドル、日本円で数百億円という巨額投資の可能性を秘めており、数千の直接または間接的な雇用創出に貢献するという。
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