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日本郵船が洋上風力向け作業員輸送船を国内造船所に初発注

日本郵船が洋上風力向け作業員輸送船を国内造船所に初発注 国内ニュース
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日本郵船が洋上風力向け作業員輸送船を国内造船所に初発注

2024年2月20日、日本郵船は洋上風力向けの作業員輸送船(CTV,Crew Transfer Vessel)1隻を岩手県釜石市にある小鯖船舶工業に発注したことを発表しました。建造契約は2024年1月におこなわれ、2025年後半から26年にかけて竣工するという。完成後は日本国内の洋上風力発電設備の建設と保守に関わる作業員輸送に従事する予定。

今後、日本国内で洋上風力発電設備の建設が本格化するとCTVの需要拡大が予想されることから、日本郵船は2023年3月に発表した中期経営計画の中で2026年度までに洋上風力バリューチェーンに430億円を投資する計画を明らかにしています。日本国内の造船所でCTVを建造することもその一環で、今後も国内造船所へのCTV発注を継続検討していくという。

建造するCTVの船型は、日本郵船が提携しているNorthern Offshore Groupの子会社にあたるNorthern Offshore Servicesが欧州域内で運航している船型を採用。この船型を基幹船型とすることを目指し、国産化を実施するという。

長さ約28m
約9m
総トン数約145トン
乗客定員12人
日本郵船が洋上風力向け作業員輸送船を国内造船所に初発注
建造予定の作業員輸送船(イメージ)
出典:NYK Line
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日本郵船が保有するCTVとしては3隻目

今回、建造を発注したCTVは日本郵船の保有船としては「Energizer」、「RERA AS」に次いで3隻目にあたるという。

2022年建造のCTV「Energizer」はNorthern Offshore Servicesへ長期裸傭船しており、現在はバルト海に面したドイツのザスニッツ(Sassnitz)にいました。そして、2023年にPenguin Shipyard Internationalの子会社にあたるインドネシアのPT Kim Seah Shipyard Indonesiaで建造した「RERA AS」は、Siemens Gamesaへ定期傭船しており北海道の石狩湾新港にいます。

CTV「Energizer」
出典:NORTHERN OFFSHORE GROUP
CTV「RERA AS」
出典:NYK Line
船名EnergizerRERA AS未定
総トン数478トン138トン約145トン
長さ39m27.10m約28m
11.2m9.00m約9m
乗客定員24人12人12人
建造年2022年2023年2025年後半~26年
(予定)
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