大分ホーバークラフトで操縦訓練中に4度目の事故、もう誰も驚かない

大分ホーバークラフトで操縦訓練中に4度目の事故、もう誰も驚かない 国内ニュース
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大分ホーバークラフトで操縦訓練中に4度目の事故

2024年7月5日15時頃、大分空港と大分市内を結ぶ海上交通アクセスとして2024年秋の運航開始を目指す大分ホーバークラフトで4度目の事故が発生。

大分ホーバークラフトではこれまでにも操縦訓練中に3度の事故を起こしており、今回の事故で4度目。これまでの事故と異なるのは、今までの事故3件は大分空港側で起きていましたが、今回は大分市側の西大分発着場で発生したという点。スロープ側面に衝突した船体は前方の右舷付近が損傷したという。乗船していた3人にケガはなく、船体への浸水や油の流出も確認されていない。

大分ホーバークラフトで操縦訓練中に起きた事故

事故発生前日に運航計画を発表したばかりだった・・

4度目の事故発生前日にあたる7月4日、運航会社の「大分第一ホーバードライブ」はダイヤと料金などの運航計画を発表したばかりでした。

秋の就航時点で予定されていたダイヤと料金
  • 始発が午前7時、最終便が午後5時出発
  • 1日15便運航
  • 国の承認を受け次第、夜間運航を増便
  • 料金は片道2,500円、専用アプリ使用のオンライン決済の場合は2,000円
  • 観光客向けに大分市の発着場を出て別府湾を周遊する約30分の航路も就航予定
  • 周遊便は午後1時から午後3時までの間に2便から4便の運航を計画

現時点で何を言っても説得力ゼロ

「大分第一ホーバードライブ」の小田典史社長は、「全体の70%ぐらいまで準備が進み、就航に向けた最終段階に入っています。社内の緊張感も高まっていて、改めて『去年のような事故は絶対に起こさない』と気を引き締めていきたい」と話していました。

NHK 大分 NEWS WEB | 大分のホーバークラフト ダイヤや料金など運航計画を発表(https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20240704/5070018858.html)

7月4日の運航計画発表を報じる記事では、運航会社「大分第一ホーバードライブ」社長の発言コメントが掲載されており、この翌日に事故が起きていると思うと虚しさを感じる。

今回の事故に関する報道を見た時の感想として驚きは無く、”やっぱり起きたか” というのが率直な印象。もう今さら何を言っても信用できない。信頼を回復する唯一の方法は、非常に難しいですけど無事故で運航実績を積み重ねるしかない。結果が全て。

これまでの事故で人的被害を伴う重大事故は起きていませんが、このままの調子で運航開始なんてありえるんでしょうか。非常に怪しかった雲行きが更にひどくなってきている様な印象を受けます。

大分ホーバークラフト、今後どうなるんだろう・・

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