中国の国産2隻目となる大型クルーズ船アドラ・フローラ・シティ進水

中国の国産2隻目となる大型クルーズ船アドラ・フローラ・シティ進水

2025年4月28日、中国船舶集団（CSSC）傘下の上海外高橋造船（SWS）で建造している中国国産2隻目となる大型クルーズ船「アドラ・フローラ・シティ」（Adora Flora City、愛達・花城号）の進水式がおこなわれました。

「アドラ・フローラ・シティ」は、中国初の国産大型クルーズ船「アドラ・マジック・シティ」と比較して、総トン数141,900トン（+6,400トン）、船体長さ341ｍ（+17.4ｍ）、客室数2,130室（+5室）が増加。ですが、乗客定員は5,232人（-14人）で少し減少。客室のデザインやレイアウトを最適化し、多彩なスイートルームタイプを追加、より上質な宿泊体験を提供するという。

現在の建造進捗は70％を超えており、「アドラ・マジック・シティ」進水時と比べて1ヶ月短縮されており、全体進捗率では12％進んでいる状態。以前の建造スケジュールによると、2026年6月に海上公試が開始され、2026年末に完成・引き渡し予定。

「アドラ・フローラ・シティ」建造スケジュール

大型クルーズ船 「アドラ・フローラ・シティ」の概要

【動画】ドックで浮上した大型クルーズ船 「アドラ・フローラ・シティ」