「Inch Cape」向けとなる最初の15MW風力タービン部材到着

「Inch Cape」向けとなる最初の15MW風力タービン部材到着 洋上風力発電
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「Inch Cape」向けとなる最初の15MW風力タービン部材到着

出典:Inch Cape Offshore Limited

2026年8月17日、Inch Cape Offshore Limitedはスコットランド沖の「Inch Cape Offshore Wind Farm」で設置する最初の風力タービン部材がダンディー(Dundee)港へ到着したことを発表しました。

「Inch Cape Offshore Wind Farm」ではVestas製の15MW風力タービン「V236-15MW」を採用しており、同製品を設置する英国初のプロジェクトとなる。スコットランドのアンガス海岸から15km沖合の北海に15MW風力タービン72基を設置する計画で総発電容量は1.1GW。設置アエリアの水深が34m~64mとなっており、幅広い水深に対応するため、風力タービン基礎はモノパイル基礎54基、ジャケット基礎18基という2種類の基礎を採用している。

最初の風力タービン部材は、重量物運搬船「Bravewind」で輸送され、2026年8月初旬にダンディー港へ到着。その後、9月下旬にかけて「Boldwind」、「Tony Stark」、「Vestvind」など計6隻の船舶により、ほぼ毎週の頻度で搬入がおこなわれる予定。

それぞれの風力タービンは1基当たり、4つのセクションからなるタワー、長さ115.5mのブレード3枚、ナセル1基で構成。全72基分でタワーセクション288本、ブレード216枚、ナセル72基、計576の構成部品がダンディー港へ荷揚げされる。タワーセクションが最初に搬入され、続いてナセル、最後にブレードが搬入される順序となっている。

分割された状態のタワーセクションは岸壁で地組がおこなわれ、最も高いタワーは組み上がると127.4mの高さに達する。

風力タービンの設置は、Cadelerの2,600トン吊りSEP起重機船「Wind Mover」が担当。SEP起重機船「Wind Mover」は、1回の積み込みで4基分の風力タービン部材を自船甲板に積載し、2026年11月​​から輸送・設置を開始する予定。

「Inch Cape Offshore Wind Farm」の概要

「Inch Cape Offshore Wind Farm」の計画位置図
出典:Inch Cape Offshore Limited
「Inch Cape Offshore Wind Farm」の概要
  • 設置位置:スコットランド アンガス海岸沖15kmの北海、水深34~64m
  • 発電容量:1.1GW
  • 風力タービン:Vestas V236-15.0 MW、72基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル54基、ジャケット18基
  • 運転開始:2027年

事業者は、エディンバラを拠点として再生可能エネルギープロジェクトをおこなうRed Rock Power とアイルランドの大手エネルギー企業 ESB の合弁会社 Inch Cape Offshore Limited。

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