イギリスで建設中の原子力発電所ヒンクリー・ポイントCでRambizとGulliverによるコンクリート製の取水口4基、放水口2基の設置が完了。
総重量は25,000トン。最大重量は1基あたり5,000トン。
原子力発電所ヒンクリー・ポイントC 取水口・放水口の設置完了
設置を行ったのは、4,000トン吊り「Gulliver」と3,300トン吊り「RAMBIZ」という大型クレーン船2隻による相吊り。
重量は最大で5,000トン。総重量は25,000トン。
以前の記事(2022年8月10日)で紹介した時は、取水口2基、放水口2基の設置が完了した状態でした。潮流による影響のため、施工時期が空いて、残りの取水口2基設置完了は秋頃という情報だったので順調に完了したようです。
【参考】以前の記事
Scaldis Salvage & Marine Contractorsの掲載記事
INSTALLATION OF 6 WATER INTAKE AND -OUTLETS FOR THE HINKLEY POINT PROJECT
(Hinkley Point プロジェクトの 6 つの取水口と放水口の設置)
Installation of 6 water intake and -outlets for the Hinkley Point Project | Scaldis (scaldis-smc.com)
記事の中で、セバーン川とパレット川の河口という厳しい潮汐条件の中、設置作業が行われ、納期は厳守されたという記載があります。
RambizとGulliverの現在地
施工を完遂したRambizとGulliverの現在地を調べると、両船ともにオランダのフリッシンゲンへ向かって帰港中。ご苦労様でした。
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