米国Vineyard WindにGEのHaliade-X到着
Vineyard Wind Receives First Turbine Components At The Marine Commerce Terminal In New Bedford
(Vineyard Wind がニューベッドフォードの海洋商業ターミナルで最初のタービン部品を受け取る)
https://www.vineyardwind.com/press-releases/2023/5/25/first-turbine-components-at-the-marine-commerce-terminal-in-new-bedford
アメリカ マサチューセッツ州のニューベッドフォード(New Bedford)に「Vineyard Wind」で設置する最初の GE Haliade-X 風力タービン部材が到着。運搬船「UHL FELICITY」に積まれ運び込まれたタワー部材は、陸上で地組され今年の夏後半には設置作業が行われる予定。
運搬船「UHL FELICITY」のAIS情報を確認すると、2023年5月16日にポルトガルのアベイロ(Aveiro)を出港し、9日後の5月25日にニューベッドフォードへ到着している。
「UHL FELICITY」は、ドイツのハンブルクに本社を置くUnited Heavy Lift (UHL)が2022年に中国で建造した重量物運搬船。同社が所有する F900 Eco-Lifter という同型船の17隻目にあたる。さらに昨年5月には追加で2隻を加え19隻に拡大する計画を発表し、中国のCSSCに建造を発注。2023年と2024年に引き渡しが行われる予定。所有している隻数が尋常じゃないですね。
船名 | UHL FELICITY |
総トン数 | 16,729トン |
載貨重量トン | 14,011トン |
長さ | 149.99m |
幅 | 25.6m |
搭載クレーン | 450トン×2基 |
建造年 | 2022年 |
アメリカ初の商業規模での洋上風力発電所「Vineyard Wind 」
アメリカ初の商業規模での洋上風力発電所となる「Vineyard Wind 1」。
「Vineyard Wind 1」は、アメリカの北東部に位置するマサチューセッツ州のマーサズ・ヴィンヤード島沖15マイルに建設予定。設備容量は800MW。設置する風力タービンはGEの「Haliade-X 13 MW」、設置数は62基。2023年に運転を開始する予定。
モノパイル、トランジションピース、風力タービンの設置及び洋上変電所の基礎とトップサイド設置を請け負っているのは、DEME Offshore US。
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