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GazelleとTugdockがモジュール式洋上風力組立システムを共同開発

GazelleとTugdockがモジュール式洋上風力組立システムを共同開発 洋上風力発電
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GazelleとTugdockがモジュール式洋上風力組立システムを共同開発

Tugdockの掲載記事【2023年12月20日掲載】

Gazelle Wind Power And Tugdock Work Together to Reduce Cost of Floating Offshore Wind Platform

(Gazelle Wind Power とTugdock が連携して浮体式洋上風力プラットフォームのコストを削減)

https://tugdock.com/gazelle-tugdock-join-floating-offshore-wind-farm-innovation/

2023年12月20日、次世代浮体式洋上風力プラットフォームの開発をおこなう Gazelle Wind Power と陸送できる浮体式ドライドックの開発を行う Tugdock は、モジュール式洋上風力組立システムを共同開発する覚書(MoU,Memorandum of Understanding)を締結したと発表しました。

Gazelle の浮体式プラットフォームと Tugdock のモジュール式洋上風力組立システムというコラボレーションによってコストを大幅に削減し、生産量増加が期待されており、浮体式洋上風力業界の発展加速に貢献するという。

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Gazelle Wind Powerの浮体式洋上風力発電プラットフォーム

Gazelle Wind Power が開発している浮体式洋上風力プラットフォームの大きな特長はTLP方式とセミサブ方式の利点を組み合わせたハイブリッド設計にあるという。

海底に設置した反力とつながるプラットフォーム側の3つの腕のような部分は、ピン構造で可動する仕組みとなっており、中央部分と連結されている。この独自のアクティブ係留システムによって、中央部分がカウンターウェイトとなり波浪による動揺を低減。さらに、波浪によりプラットフォーム全体は垂直および平面的に動くものの、傾きをほぼゼロに抑えることができるという。プラットフォームの傾きを抑えることで搭載する風力タービンの摩耗やメンテナンス頻度が減少し、寿命と生産量の増加、そして ROI(Return On Investment)と呼ばれる投資利益率の向上につながると Gazelle Wind Power は述べています。

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2028年にイタリアの「Molise Offshore Wind Farm」で設置予定

イタリアのモリーゼ沖合にあるアドリア海でプロジェクトが進められている「Molise Offshore Wind Farm」で Gazelle Wind Power の次世代浮体式洋上風力プラットフォーム設置に伴い、共同開発するモジュール式洋上風力組立システムが最初に導入される予定。

「Molise Offshore Wind Farm」は、水深88m~126mの海域に70基の風力タービン設置が計画されており、総発電容量は1.05GW。2028年1月に最初のプラットフォーム進水が開始される予定になっているそうです。

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

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