Barge Master動作補償プラットフォームの機能を実証

Barge Master動作補償プラットフォームの機能を実証 新技術・工法
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Barge Master動作補償プラットフォームの機能を実証

2023年7月3日、Barge MasterはEquinorのプロジェクトにおいて動作補償プラットフォーム「BM-T700」の機能を実証することに成功したと発表。

機能実証をおこなったプロジェクトは北海で稼働中の石油プラットフォーム「Gulfaks C」にコイル状のチューブリールを運搬するというもの。全長89.35mのアンカーハンドリングタグ「Normand Ferking」の船尾甲板に動作補償プラットフォーム「BM-T700」を設置して重量40トンのチューブリールを運搬。「BM-T700」は、あらゆる船舶や台船への輸送・設置が可能で完全にコンテナ化されたシステムというのが特徴のひとつになっているそうです。

動作補償プラットフォーム「BM-T700」は、有義波高最大2.5mという海象条件で最大重量700トンの貨物に対してロール・ピッチ・上下の動作を補償。石油プラットフォーム「Gulfaks C」のチューブリール揚重作業では、クレーンの動的増幅率が効果的に低減されクレーン能力の制限内で安全な吊り上げが確認されたという。

有義波高とは?

有義波高とは、ある地点で連続する波を1つずつ観測したとき、波高の高い方から順に全体の1/3の個数の波(例えば100個の波が観測された場合、高い方から33個の波)を選び、これらの波高を平均したもの。熟練した観測者が目視で観測する波高に近いと言われており、「3分の1最大波」と呼ばれることもある。最大波高は統計学的には有義波高の約1.5倍にあたる。

動作補償プラットフォーム「BM-T700」の仕様

名称BM-T700
ペイロード容量700トン
作業条件波高 0~2.5m
周期 4~18秒
基礎部分の形状18.3×15.1m
プラットフォーム
作業エリア
12×12m
重量270トン
出典:Barge Master
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DEME Offshore USと動作補償技術を開発

2022年5月にBarge Masterは、ベルギーのDEMEグループであるDEME Offshore USとアメリカの洋上風力市場向けとなるジョーンズ法に準拠したフィーダーバージソリューションの動作補償技術を開発するために、長期的なパートナーシップを結んでいる。

「Vineyard Wind 1」では先日、風力タービン基礎となるモノパイル設置が開始されましたが、その基礎の上に設置する風力タービン部材の輸送時にBarge Masterの動作補償技術が使用される予定。アメリカのFoss Maritimeが所有する台船に動作補償プラットフォームを搭載して運用するという。

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