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「Ocean Wind 1」のモノパイルをEEW AOCが製造

「Ocean Wind 1」のモノパイルをEEW AOCが製造 洋上風力発電
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「Ocean Wind 1」のモノパイルをEEW AOCが製造

アメリカのニュージャージー州ポールズボロにあるEEW AOS(EEW American Offshore Structures)で「Ocean Wind 1」向けとなる最初のモノパイルが完成。

ニュージャージー州ポールズボロにあるEEWのモノパイル製造施設は、2021年4月に着工し製造拠点自体を新規に建設。建設は段階的に進められており現在、第一段階が完了して第2段階の建設がおこなわれているという。完成すると最大直径12mのモノパイル製造が可能で、2024年までに年間100基のモノパイル生産能力に達する予定。

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発電容量1.1GW「Ocean Wind 1」

「Ocean Wind 1」の概要
  • 設置位置:アメリカ ニュージャージー州南部の海岸から15マイル沖合
  • 発電容量:1,100MW
  • 風力タービン:GE Haliade-X 12 MW、98基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル
  • 運転開始予定:2024年末

「Ocean Wind 1」は、アメリカ ニュージャージー州南部の海岸から15マイル(27.8km)沖合に建設予定で総発電容量は1,100MW。着床式のモノパイル基礎で、風力タービンは出力12MWのGE Haliade-Xを98基設置する予定。

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米国特許裁判での判決から除外されたプロジェクト

SIEMENS GAMESAがGEに対して起こしていたアメリカでの風力タービンの特許裁判で、Haliade-Xが米国内での製造・販売禁止という裁定が下され、その判決から特許使用料を支払うことで除外された既存プロジェクト2件が「Vineyard Wind 1」と「Ocean Wind 1」。

特許使用料に関して「Vineyard Wind 1」は、1MW当たり3万ドルの支払いが命じられました。しかし、Siemens Gamesaは、既存プロジェクトについて特許使用料を支払うことでHaliade-Xの使用を許可する裁定がGE側に有利にはたらいている事を不服として、「Ocean Wind 1」の特許使用料を1MW当たり9万ドルに引き上げる申し立てをおこない、その結果下された裁定は1MW当たり6万ドルという特許使用料。

 GEがSiemens Gamesaに支払う特許使用料 

洋上風力発電所総発電容量1MW当たりの
特許使用料
特許使用料
Vineyard Wind 1806MW30,000ドル2,418万ドル
(約32億円)
Ocean Wind 11,100MW60,000ドル6,600万ドル
(約87億円)
1ドル=132円として換算
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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

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