スコットランドのグラスゴーで重量1,600トンの旋回橋設置作業
スコットランドのグラスゴー西部で2重旋回橋「Clyde Crossing swing bridge」南側部分の橋桁を設置する作業がおこなわれました。
輸送台船から設置位置の橋脚上まで重量1,600トンの橋桁を移動させる作業にはSPMT(Self-Propelled Modular Transporter)と呼ばれる自走式多軸台車を使用。施工中にクライド川を航行する船舶の規制をおこなっていたのかは分かりませんが、夜間に設置作業がおこなわれたようです。
YouTubeに投稿された橋桁設置作業の様子ではSPMTが輸送台船から陸上側へ乗り移る時、小刻みに停止を繰り返しながら輸送台船のバラスト調整をおこなっているのが確認できました。
橋桁はオランダからグラスゴーまで海上運搬
出典:X | Sarens(@Sarens)
オランダのHollandia Infraで製作した橋桁はSarensの輸送台船「Caroline」(長さ122m、幅36m、深さ7.6m)に積まれ、約1,500kmを海上運搬してスコットランドのグラスゴーへ運ばれました。
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