NASAのローマン宇宙望遠鏡、打ち上げに向けてフロリダ到着

NASAのローマン宇宙望遠鏡、打ち上げに向けてフロリダ到着 宇宙、自然、歴史
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NASAのローマン宇宙望遠鏡、打ち上げに向けてフロリダ到着

2026年6月21日、NASAの次世代望遠鏡であるNancy Grace Roman Space Telescope(ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡)がフロリダ州のケネディ宇宙センターに到着しました。

ローマン宇宙望遠鏡の重量は約18,000ポンド(約8.2トン)。

ローマン宇宙望遠鏡は、メリーランド州グリーンベルトにあるゴダード宇宙飛行センターで観測装置の統合と試験を完了した後、環境制御機能付きの輸送コンテナでボルティモア港まで陸送。ボルティモア港でNASAの輸送台船「ペガサス」へ積み込み、フロリダへ曳航。

ケネディ宇宙センターの埠頭でローマン宇宙望遠鏡を載せたトレーラーを輸送台船「ペガサス」から降ろしてトラックに接続し、最近改修工事を終えたばかりのPayload Hazardous Servicing Facility(ペイロード危険物取扱施設)へ運んだ。

Payload Hazardous Servicing Facilityに到着後、建屋の外で初期の清掃をおこない、その後、輸送コンテナを施設の気密室内へと移動。気密室内では、輸送中に付着した汚染物質をさらに除去するための追加清掃がおこなわれ、コンテナ内部に入れる状態になるまで施設の空気清浄システムによって空気を浄化。内部に入れるようになると、技術者たちはローマン宇宙望遠鏡をコンテナから取り出し、気密室内で垂直姿勢に起こしてから、クリーンルームへと移動させる。

6月22日に輸送コンテナのカバーを取り外し、ローマン宇宙望遠鏡をhigh bay(高層作業エリア)へと移動させる予定。その後、大型クレーンを使用してローマン宇宙望遠鏡を「Pantheon」(パンテオン)と呼ばれる作業用プラットフォームへと移動させる。そこで6枚の太陽光パネルの試験や断熱材および熱保護材の点検など、観測装置が完全に保護され、飛行可能な状態にあることを確認するための様々な作業を実施。タンクへ約290ガロン(約1,100リットル)のヒドラジン燃料を充填する作業もおこなわれる。

ローマン宇宙望遠鏡の打ち上げは、ケネディ宇宙センターの第39A発射施設からSpaceXのロケット「Falcon Heavy」を使用して、2026年8月30日におこなわれる予定。当初予定より8ヶ月前倒しされているという。

輸送台船「ペガサス」

船名Pegasus
長さ94.4m
15.24m
貨物エリア
L×B×H
73.15m×10.97m×12.49m
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【動画】ローマン宇宙望遠鏡の輸送

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