台湾の「Fengmiao I」でジャケット基礎杭と洋上変電所設置完了

台湾の「Fengmiao I」でジャケット基礎杭と洋上変電所設置完了 洋上風力発電
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台湾の「Fengmiao I」でジャケット基礎杭と洋上変電所設置完了

2026年8月5日、CSBC-DEME Wind Engineering (CDWE)は台湾の「Fengmiao I offshore wind farm」(渢妙1洋上風力発電所)でジャケット基礎杭全99本と洋上変電所ジャケットおよびトップサイドの設置が完了し、Double Milestone(2つの大きな節目)を達成したと発表しました。

ジャケット基礎杭と洋上変電所の設置をおこなったのは、CDWEが所有する4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」。

CDWEのLinkedIn投稿によると、台湾最大級となる洋上変電所の重量はジャケット基礎4,000トン超、トップサイド3,000トン超だという。最大吊り上げ能力4,000トンのクレーンで4,000トン超のジャケット設置は不可能なので、ジャケット基礎杭4本の重量を含む数値だと思われます。

出典:CDWE

4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」

4,000トン吊り自航式クレーン船「Green Jade」
出典:CSBC

4,000トン吊り自航式クレーン船「Green Jade」(環海翡翠)は、台湾国際造船股份有限公司(CSBC)で建造され、2023年6月に引き渡しがおこなわれました。メディアで報じられている建造価格は約75億台湾ドル、日本円に換算するとおよそ350億円。

船名Green Jade(環海翡翠)
吊上能力4,000トン吊
長さ216.5m
49.0m
深さ16.8m
推進器アジマススラスター 4×4,500kW
格納式スラスター  2×4,200kW
トンネルスラスター 2×2,500kW
DPSDP3
甲板スペース168m×49m
甲板強度20t/m2(ダブルデッキ)
宿泊設備160人
建造年2023年6月
(建造開始:2020年9月)
建造場所CSBC’s shipyard in Kaohsiung:台湾
所有会社CDWE
(CSBC[台湾]とDEME Offshore[ベルギー]の合弁会社)

Fengmiao I offshore wind farm(渢妙1洋上風力発電所)

台湾の台中沖35kmに位置し、着床式基礎にVestas製15MW風力タービン33基を設置する計画。総発電容量は台湾の約65万世帯分の使用電力に相当する495MW。2025年3月の最終投資決定と同時に建設工事を開始しており、2027年末の完工を予定。発電される電力は、締結済の売電契約を通じてGoogleや台湾の大手半導体ファウンドリであるUnited Microelectronics Corporation等民間企業6社へ供給される予定。

2025年5月に商船三井はデンマークの再生エネルギー系ファンドであるCopenhagen Infrastructure Partners(CIP)からCI Fengmiaoの10%株式を取得することで合意したと発表。CI Fengmiaoは、CIPが台湾で事業開発を進める渢妙洋上風力発電所(Fengmiao offshore wind farm)を管理運営するFeng Miao Wind Powerの100%出資者。台湾洋上風力発電事業への出資参画は、建設段階から洋上風力発電事業へ参画し知見を得ることを目的としているという。

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