秋田県男鹿市に船を揚陸する上架施設が完成、洋上風力関連船にも活用

秋田県男鹿市に船を揚陸する上架施設が完成、洋上風力関連船にも活用 国内ニュース
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秋田県男鹿市に船を揚陸する上架施設が完成

2024年6月6日、秋田県男鹿市の船川港に船を海から陸に揚げる上架施設が完成し、竣工式がおこなわれました。

船を引き揚げるレール幅は38m、全長約227m。ワイヤーを使用する装置により重量3,000トン、長さ70mの船舶を海から陸に引き揚げることが可能で、日本海側にある上架施設としては最大規模だという。

洋上風力に関連した船舶のメンテナンスにも活用期待

船川港に完成した上架施設は、6年前から県と民間事業者が共同で整備を進めてきたもので、洋上風力事業に関連した作業員を輸送する作業員輸送船(CTV,Crew Transfer Vessel)などのメンテナンスでも活用が期待されている。

というのも、県内の大型船を上架してメンテナンスする時は新潟や函館の施設に行かなければならず、時間や費用の面で船を所有する会社にとって大きな負担になっていたという。

2024年秋頃から船舶の受け入れが本格的に始まる予定。

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