Siemens GamesaのオフショアプロトタイプSG 14-222 DDが24時間で359MWhの出力を記録。この記録は、1つのタービンが24時間で出力した電力では最大。
Siemens Gamesaのプロトタイプが出力最大記録を更新
デンマーク北部にあるウスタイル(Østerild)試験場に設置されたSiemens GamesaのオフショアプロトタイプSG 14-222 DDが24時間出力で359MWhを記録。
単純に時間出力に換算すると 359MWh ÷ 24時間 = 14.96MW
SG 14-222 DDは、イギリスの「Sofia wind farm」、スコットランドの「Moray West」、台湾の「Hai Long projects」、アメリカの「Coastal Virginia Offshore Wind」で設置予定となっている。

SG 14-222 DD オフショア プロトタイプが記録を打ち立てました! 💪タービンは 24 時間で 359 メガワット時を生成しました。これは、1 つのタービンがこの期間に生成した中で最大の電力であり、中型の電気自動車で 180 万 km を走行するのに十分なエネルギーです!
SG 14-222 DDのプロトタイプは2021年11月に設置。
パワーブースト機能により最大15MWに

出典:YouTube | SiemensGamesa
Siemens GamesaのHPに掲載されている情報によるとSG 14-222 DDは公称出力14MW、ローター直径222m、ブレード長さ108m、受風面積39,000m2。パワーブースト機能を使用すると最大15MWの容量が可能。
これまでの24時間出力記録はGE Haliade-X

今回のプロトタイプSG 14-222 DDが記録した24時間出力359MWh。以前の記録はGE Haliade-Xによる312MWh。
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