SEP船「华夏金租神大01」メインクレーン搭載などを開始
中国で建造している1,200トン吊りSEP起重機船「华夏金租神大01」(hua xia jin zu shen da 01)でメインクレーンなどの搭載が開始されました。
進水式から約1ヶ月が経過した2023年5月24日にそれまで建造を行っていた江蘇省から山東省の青島海西重机有限責任公司へ移動し、翌日の25日から作業を開始。青島海西重机の掲載ページでは、造船所のゴライアスクレーンで吊り上げられたメインクレーンのAフレームを設置する様子が紹介されている。
画像背景の造船所ヤード内には、今後SEP船に設置すると思われるレグの部材や青と白に塗装されたクレーンブームも確認できます。メインクレーンは根元側と先端側で分割されているようですが、かなりの長さになりそうです。メインクレーンの吊り上げ能力は1,200トン、最大揚程は甲板上から150m。
船名 | 华夏金租神大01 |
クレーン能力 | 1,200トン(メイン) 400トン(補助) |
長さ | 106.6m |
幅 | 44.2m |
深さ | 8.45m |
レグ長さ | 110m |
作業水深 | 60m(最大) |
宿泊設備 | 90人 |
プロペラ | アジマス 2,000kW×2(船尾) トンネル 1,500kW×2(船首) |
DPS | DP-1 |
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