英国沖の「Hornsea 3」で2基目の洋上変電所設置完了

2026年9月22日、Ørstedは英国の「Hornsea 3 offshore wind farm」で2基目の洋上変電所設置が完了したことを発表しました。
設置作業をおこなったのは、Heerema Marine Contractorsが誇る世界最大の20,000トン吊りクレーン船「Sleipnir」。この記事後半に、「Sleipnir」による洋上変電所設置作業の様子を紹介する動画を貼り付けています。動画では洋上変電所のジャケットからトップサイド設置という一連の作業が紹介されており、極太ワイヤーを取り扱う超重量物の設置作業は非常に興味深い。ただ、最後のトップサイド設置は夜間作業だったためか、設置完了する前に動画が終わってしまうのが少し残念。
Ørstedの掲載情報によると、2基目の洋上変電所を設置したエリアの水深は1基目より5m深いため、ジャケット高さは60mで1基目より6m高くなっているという。設置場所の水深は異なるものの、トップサイドを含めた洋上変電所全体の高さは海面から70mで同一。ジャケット、トップサイドの各重量は掲載されていないので不明。
洋上変電所2基は、Aibel、Hitachi Energy(日立エナジー)、およびその下請け企業が製造に携わっている。ジャケットは、オランダのフリッシンゲンにあるHeerema Fabrication Groupの拠点で製造。トップサイドは、タイのマープタープット(Map Ta Phut)にあるAibelのヤードで製造された後、ノルウェーのハウゲスン(Haugesund)まで13,000海里(約24,000km)以上を輸送し、高圧機器の設置や試運転をおこない完成。
Hornsea 3 offshore wind farm

| 名称 | Hornsea 3 offshore wind farm |
| 設置位置 | 英国 ノーフォーク海岸から約120km、ヨークシャー海岸から約160km の北海 |
| 水深 | |
| 発電容量 | 2.9GW |
| 基礎構造 | 着床式、モノパイル |
| タービンメーカー | Vestas |
| 風力タービン | 「SG 14-236 DD」(パワーブーストにより15MWへ増強) |
| 設置基数 | 197基 |
| 運転開始 | 2027年 |
| 事業者 | Ørsted |
| その他 | 洋上変電所2基 |

















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