「さんふらわあ さつま」Starlinkの旅客向けトライアル実施
2024年2月6日、商船三井さんふらわあは、大阪志布志航路で運航中のフェリー「さんふらわあ さつま」で乗船客向けに衛星通信「Starlink」のトライアルを実施すると発表。実施期間は、2024年2月6日出港便~3月31日出港便までの予定。
フェリー「さんふらわあ さつま」の乗客は、現行の船内Wi-Fiで活用されているSSQ(SunFlower Smart QUEST)を経由し、Starlinkに接続できるそうです。Starlinkは米スペースXによる衛星通信サービスで、低軌道衛星を利用しているため、従来の通信と比べてより低遅延で高速な大容量通信が可能となる。
商船三井さんふらわあでは、船上の通信環境改善を目的に、衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」のトライアルを進めており、これまでに先行して実施したクルー・従業員向けへのトライアルで良好な結果が得られたことから、一般乗船客へのトライアルを実施することになったという。今後は、他船や他航路への本格的なサービス展開の検討も進めていくそうです。
船舶にStarlinkのトライアルや導入といった事例がどんどん増えてきていますが、利用者の反応として良好では無かったパターンを聞いたことが無い。普段、陸上の街中で生活していると通信環境に悩むことが無いので気にしていませんが、スマホやパソコンの生命線ともいえる通信環境は船舶などの船上でも整備されているに越したことはない。ただ、通信料などの利用料金がどれほどの金額になるのか気になるところです。
フェリー「さんふらわあ さつま」
船名 | さんふらわあ さつま |
総トン数 | 13,659トン |
長さ | 192m |
幅 | 27m |
旅客定員 | 639人 |
速力 | 23ノット |
建造年 | 2018年4月 |
建造場所 | JMU横浜 磯子工場 |
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