Van OordのSEP船「Boreas」レグ取付完了
Van Oordは、中国の山東省烟台市にあるYantai CIMC Raffles Offshore(烟台中集来福士海洋工程)で建造しているSEP起重機船「Boreas」の進捗情報をLinkedInで明らかにしました。
LinkedInの投稿内容によると、SEP起重機船「Boreas」に設置された4本のレグはそれぞれ123m。最大作業水深は70mと紹介されています。レグの取付が完了し、今後はジャッキアップおよびクレーンの試験、そして海上公試へと移行していくという。
メインクレーンの吊り上げ能力は3,000トン以上
出典:Van Oord
2024年5月に進水した時点でメインクレーンはまだ搭載されていませんでしたが、このたびVan Oordが投稿したレグ取付完了の画像ではメインクレーンの設置が完了している。
ジブの起伏動作をおこなう起伏ワイヤーらしき白いものが確認できますが、本設のワイヤーではないようなのでワイヤーリービングをおこなっている最中のように見えます。メインクレーンの吊り上げ能力が気になるところですが、その部分についての説明は無く、これまでに明らかにされている3,000トン以上という情報以外に新しい情報はありませんでした。
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