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海に沈んだ船を引き上げる5つの方法

海に沈んだ船を引き上げる5つの方法 事件・事故

「F-35C」引き上げ(水深3,800m)

 2022年1月24日、南シナ海を航海中の空母「USSカール・ヴィンソン」甲板へ着艦を試みた「F-35CライトニングII」が失敗し、海に落ちた機体の引き上げについて。

 沈没位置は水深3,800mの海底。「F-35CライトニングII」の大きさは全長15.7m、翼幅13.1m、高さ4.48m。重さは、空虚機体重量15.7トン最大離着重量31.8トン。燃料や搭載しているミサイルによって重量が大きく変わります。

引き上げ方法
潜水作業支援船「ピカソ」に回収され、機体が包まれているF-35C

 水深3,800mの海底から機体を回収するため、アメリカ海軍は「CURV21」と呼ばれる海中無人探査機を使用。海底で専用の索具などを取り付け、水面まで引き上げ。潜水支援船「Picasso」のクレーンで機体の回収を行った。

 海中無人探査機「CURV21」は水深6,000mまで使用可能。

海中無人探査機「CURV21」
引き上げに使用された潜水支援船

潜水支援船「Picasso」

長さ120m
25m
総トン数11,117トン
建造年2018年
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