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全長約150mの巨大なケーブル敷設船 建造契約締結

全長約150mの巨大なケーブル敷設船 建造契約締結 洋上風力発電
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全長約150mの巨大なケーブル敷設船 建造契約締結

Ulstein Groupの掲載記事【2023年9月22日掲載】

Ulstein Verft signs new shipbuilding contract

(Ulstein Verft が新たな造船契約に署名)

https://ulstein.com/news/nexans-signs-contract-ulstein-verft

2023年9月19日、Ulstein Group の造船部門である Ulstein Verft は、Nexans Marine Operations AS 向けとなるケーブル敷設船の建造契約を締結したと発表しました。

新造ケーブル設置船の船体設計を手掛けているのは、ノルウェーに本社を置く Skipsteknisk。洋上風力に関係する船舶をはじめ、巡視船や漁船など幅広く特殊船舶の設計をおこなっている。今回建造するケーブル敷設船は「ST-297 CLV」と呼ばれるタイプで、2021年には同タイプのケーブル敷設船「Nexans Aurora」が建造され、同様にNexans へ納入している実績がある。今回は「ST-297 CLV」を基に改良された最新バージョンになるという。

ケーブル積載量は最大14,000トン

建造するケーブル敷設船の船体寸法は、全長149.9m、幅31mで1隻目の「Nexans Aurora」と同じ大きさ。しかし、ケーブル積載量は「Nexans Aurora」の10,000トンから約14,000トンへ増加。甲板上には最大10,000トンのケーブルを保持する分割ターンテーブルがあり、甲板下には3,500トンのターンテーブルに加えて450トンの光ファイバー用バスケットを備えている。

洋上風力発電設備をはじめとした海底ケーブルの敷設およびメンテナンス作業の要件を満たしている。2026年に完成する予定。

長さ149.9m
31m
ケーブル積載量14,000トン
DPSDP3
定員90人
完成予定2026年
建造予定のケーブル敷設船(完成イメージ)
出典:Ulstein Group ASA

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