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JAMSTECが建造している北極域研究船の船名「みらいⅡ」に決定

JAMSTECが建造している北極域研究船の船名「みらいⅡ」に決定 船舶
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JAMSTECが建造している北極域研究船の船名「みらいⅡ」に決定

2024年2月22日、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、現在建造している北極域研究船の船名を「みらいツー」に決定したことを発表しました。

新造船の船名については昨年7月から10月の約3ヶ月に渡って特設ウェブサイトを開設し、一般公募を実施。広く世間に認知してもらうこと、そして、JAMSTECの活動に一層の理解と親しみを持ってもらうことを目的におこなった船名の一般公募には、7,075件の応募があったという。

外部有識者を含めた北極域研究船推進委員会において船名候補について意見を聴取し、一般公募の船名と合わせて選考した上で、JAMSTEC理事会が船名を「みらいⅡ」に決定。

船名候補の選定にあたっては、一般公募で一定数の応募があったことやシンプルな表記などが船名を選ぶ視点になったそうです。

船名「みらいⅡ」の選定理由
  • 一般公募で一定数の応募があったこと
  • (砕氷)研究船として相応しい
  • 直感的に理解しやすい
  • シンプルな表記
  • ポジティブなイメージがある(ネガティブなイメージがない)
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北極域研究船の概要と建造スケジュール

引き渡しは2026年秋頃の予定なので、まだ当分先の話。

船名みらいⅡ
船種北極域研究船
総トン数13,000トン
長さ128m
23m
深さ12.4m
喫水8m
 砕氷性能 平坦1年氷1.2mを
3.0ktの船速で連続砕氷可能
耐氷性能ポーラークラス4
乗員99名
(乗組員34名、研究者・技術者65名)
「みらいⅡ」建造スケジュール
  • 2021年
    建造に着手
  • 2021年8月
    JMUと船舶建造請負契約締結
  • 2022年3月
    起工
  • 2025年3月
    進水(予定)
  • 2026年11月
    引き渡し(予定)
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「みらいⅡ」に搭載する作業艇の名前は「しろくま」

北極域研究船「みらいⅡ」の船名を発表する記事の中で、同研究船に搭載する作業艇の名称を「しろくま」とすることも合わせて発表されています。

ホッキョクグマの通称である「しろくま」を採用した意図として、北極域の環境変化の影響が危惧される動物であり、母船となる北極域研究船「みらいⅡ」が守る地球の「未来」のシンボルということから決定したそうです。一般公募の船名としても「しろくま」は多くの応募があったという。

他にも、応募が多かった「ほくと」から連想される北斗七星を本船のロゴマークデザインに取り入れるなど、船名公募の結果を最大限活用。多くの意見を反映させることは簡単では無いと思いますけど、それぞれが応募した思いをひとつひとつ大切に汲み取ってくれていることが伝わってくるので何だか嬉しいですね。

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2025年度で海洋地球研究船「みらい」の運用停止を決定

2025年度をもって海洋地球研究船「みらい」の運用停止を決定したという。

1972年に竣工した原子力船「むつ」を元に、原子炉を撤去して通常動力船とし、最新鋭の海洋観測機器を搭載するなど、ほぼ新造に近い大規模な改造を経て1997年に竣工した海洋地球研究船「みらい」。運用停止の主な理由は老朽化。

船名みらい
総トン数8,706トン
長さ128.58m
19m
深さ10.5m
速力18.4ノット
航続距離12,000海里
搭載人員80人
海洋地球研究船「みらい」
出典:Wikipedia | oomamusi – 原版の投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, リンクによる
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【動画】北極域研究船の紹介動画

建造している北極域研究船について、既存の研究船「みらい」には無かった設備などを分かり易く紹介しています。LNGを燃料とするデュアルフューエル(2元燃料)発電機関やドップラーレーダー、異なる深さの水温や塩分を測定し、海水を採取することができるCTD採水装置など様々な新技術・設備を搭載。見てるとワクワクします。

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