米国ジョーンズ法に準拠したSOV船の建造契約

米国ジョーンズ法に準拠したSOV船の建造契約船舶

 フィンカンティエリは、アメリカの子会社フィンカンティエリマリングループを通じてCREST WindとSOV船(Service Operation Vessel)の設計と建造に関する契約を締結したと発表。アメリカのウィスコンシン州にあるフィンカンティエリベイ造船所で建造。2026年に完成・引き渡し予定。

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米国ジョーンズ法に準拠したSOV船の建造契約

 2023年1月18日、イタリアに本社を置く総合造船グループのフィンカンティエリは、CrowleyとESVAGTの合弁会社CREST WindとSOV船(Service Operation Vessel)の設計と建造に関する契約を締結。

建造予定のSOV船
出典:Crowley

 SOV船の設計を行うのはノルウェーのHAV Design。全長88m、幅17.6m、最大喫水6.2m、宿泊施設80人、2026年に完成予定。

 完成後は、アメリカで建設計画が進められているDominion Energyの発電容量2.6GW、Coastal Virginia Offshore Wind projectで作業に従事する予定となっている。

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アメリカのウィスコンシン州で建造

ウィスコンシン州にあるフィンカンティエリ ベイ造船所

 当然ながら、ジョーンズ法に準拠するため建造を行うのはアメリカの造船所。ウィスコンシン州にあるフィンカンティエリ ベイ造船所(Fincantieri Bay Shipbuilding)で建造される予定。地図で確認すると造船所は、五大湖のミシガン湖に面する位置にあり、大西洋までの距離を計測すると約2,400km。スペリオル湖から大西洋まではセントローレンス海路を通過。

ジョーンズ法(Jones Act)とは?

 ジョーンズ法(Jones Act)は、米国内の地点間における物品輸送を行う船舶を限定している法律で、以下の要件を満たさなければならない。

  • 米国船籍
  • 米国人配乗
  • 米国人所有
  • 米国建造

国内輸送(内航)を自国籍船に留保するカボタージュ(Cabotage)制度は国際慣行として日本を含む多くの国で実施されていますが「米国建造」要件は他国には無く、大きな障壁となっている。

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