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硬翼帆搭載の石炭輸送船「松風丸」がオーストラリアに初入港

硬翼帆搭載の石炭輸送船「松風丸」がオーストラリアに初入港 船舶

 世界初のウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)を搭載した石炭輸送船「松風丸」(しょうふうまる)がオーストラリアのニューキャッスルに初入港。「松風丸」の初入港に伴い、10月24日に現地で式典が行われた。

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「松風丸」がオーストラリアに初入港

ニューキャッスルに入港する松風丸
出典:Mitsui O.S.K.Lines

 2022年10月7日、長崎県西海市にある大島造船所で竣工した世界初のウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)を搭載した石炭輸送船「松風丸」(しょうふうまる)は、竣工後に長崎を出港し10月23日にオーストラリアのニューキャッスルに到着。

世界最大の石炭輸出港 ニューキャッスル

世界最大の石炭輸出港 ニューキャッスル

 「松風丸」が入港し、初めて石炭の積込を行ったオーストラリアのニューキャッスルは世界最大の石炭輸出港。近年ではコロナ禍による需要の減少や大雨による生産・輸送の障害、豪雨による鉄道の運行停止などで出荷量の増減が激しい。

「松風丸」は能代港へ向け出港

ニューキャッスル – 能代港 直線距離でも8,000km以上の距離

 10月25日、石炭の積込を終えた「松風丸」は船籍港であり自船の船名の由来になっている秋田県能代港へ向け出港。オーストラリアのニューキャッスルと秋田県の能代港は直線距離でも8,000km以上の距離。

 「松風丸」のAIS情報によると能代港への到着予定は11月14日。なんと20日後。ご安全に。

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
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