養殖漁業において世界一の中国で養殖漁業と娯楽設備が複合する設備が建設中みたいです。
段階的な計画のようで、現在は第2段階。
主にレジャー設備や宿泊設備などの機能を備える、直径120m、7階建てのデッキ施設の外殻部分が出来たようです。
多機能レジャー漁業複合プラットフォーム
10月11日午後、中国船舶グループ傘下の中国重工業子会社である大船集団の船重工は、山東省耕海海洋技術有限公司の「耕海1号」漁業第2期複合施設を建設するため、最終段階の着実な完成により、全体的な成形ノード目標を達成した。
「耕海1号」漁業第2期複合施設プラットフォーム全体の成形_船舶海装備ネットワーク – 船舶機器ネットワーク – 海洋工学ネットワーク – 船舶ネットワーク (shipoe.com)
建設の目的
養殖漁業において世界シェア50%を超える中国。地理的に優位な事もあり、その数字を驚異的に成長させています。
その中でこのような養殖漁業施設建造は少なくありません。
今回は、中国船舶グループと山東海洋グループとの海洋科学研究、船舶・海洋機器製造、海洋移動養殖場における協力を強化し、相互利益とウィンウィンの状況を達成するための一連の取り組みの1つ。
「耕海1号」漁業第2期複合施設
養殖漁業、観光、釣り、宿泊施設、ケータリング、エンターテイメント、科学、科学研究を統合した近代的な大規模な海洋レジャー漁業複合施設。
直径120メートル、最大幅114.8メートル、高さ50.2メートルで、宿泊定員241人(従業員:64人、観光客:177人)、乗客定員最大630人。
「耕海1号」とは?
2021年5月に進水。同年7月に中国全土初の輸出用水生動物養殖場の登録に成功。
3つの養殖ケージの組み合わせからなり、直径80メートルの「海上の花」のコンセプトを構成している。1枚の「花弁」の養殖体積は約1万立方メートルで、総養殖体積は3万立方メートル。3つの「花弁」にはレジャーフィッシング用の60カ所のスペースがあり、3つの「花弁」が交わる部分には面積600平方メートル近くの多機能ホールがある。レジャー・観光、科学教育、海洋モニタリング機能を実現するうえ、海上展示会も開催できる。プラットフォームの頂部にはヘリポートがある。
下の建造時の画像では「花弁」と呼ばれる養殖ケージ外周側の係留杭が上昇している状態ですが、上の設置が完了している画像では下降しているので、この杭を利用して係留している事がわかる。
建造時の画像を見ると、係留杭の下部が膨らんでいるので他にも何かしら構造的な工夫があるのかもしれませんね。
烟台海洋牧场“百箱计划”
” 烟台海洋牧场“百箱计划” ”とは、翻訳すると”煙台沖合養殖「百箱計画」”
中国の山東省煙台市は同市沖合に大規模沖合養殖システム100基を同市内で建造し稼働させる「百箱計画」を2020年12月に策定し、2021年5月15日に第1号機となる巨大養殖イケス「耕海1号」を進水させた。
2020年12月22日、ヤンタイ海洋牧場「百箱計画」の最初の量産スマートケージの建設と「海市堀楼・煙台八角湾海洋芸術都市」プロジェクトの調印式がヤンタイ開発区で開催されました。
「百箱計画」が着工し、「海市ビル」が契約し、中集来福士は煙台に海上新座標_船舶海装備網-船舶設備網-海洋工学網-船舶網を建設する (shipoe.com)
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