養殖水域6万立方メートル、半潜水養殖観光プラットフォーム進水
2023年8月6日、中国福建省の造船所で半潜水式養殖観光プラットフォームが進水しました。船体の大きさは長さ100m、幅36m、養殖水域は6万m3にもなるそうです。
特徴的なのは、養殖をおこなうプラットフォームでありながら ”観光” も出来るという点。養殖プラットフォームでは、訪れた観光客が釣りを楽しめるエリアを備え収容人数は150人。さらに50人が宿泊できる設備も備えているという。
閩投秀嶼1号(Min Tou Xiu Yu Yi Hao)と名付けられた半潜水式プラットフォームは引き続き建造がおこなわれ、完成すると水深20mから50mの海域で設置が予定されており、養殖と観光という機能を備えた半潜水式プラットフォームとして運用されるという。
これまでに建造された類似養殖プラットフォーム


中国では多くの養殖プラットフォームが建造されていますが、今回建造中の「閩投秀嶼1号」に近いのは「閩投1号」(閩投宏東号)という名前の養殖プラットフォーム。
2022年12月15日から福建省 福州市の定海湾に係留されて運用が開始されています。プラットフォームにはレストランや宿泊設備を備え、養殖水域は62,000m3なので「閩投秀嶼1号」とほぼ同じ大きさ。
山東省煙台市沖に設置、全長500mを超える大規模養殖漁業・レジャー複合施設「耕海1号」
よく読まれている記事