大分ホーバークラフト復活、11月30日から別府湾周遊の運航開始
2024年11月27日、大分第一ホーバードライブは別府湾を周遊する観光目的のホーバークラフト運航について、11月30日から開始することを明らかにしました。
国土交通省九州運輸局は、運航会社が申請した別府湾周遊と空港アクセスという事業2つの航路に運航許可を出しましたが、現段階で運航開始に必要な運輸局の安全確認検査は別府湾周遊のみ合格している状態。大分空港と大分市を結ぶ定期航路の空港アクセス事業については今後、安全確認検査を経て就航日が決まるという流れですが、別府湾周遊に比べてルートが長く、定時性も求められるため就航時期を後ろにずらしたそうです。大分空港と大分市を結ぶ定期航路は年内の就航を目指している。
11月28日から乗船予約の受付開始
別府湾周遊コースは、大分市西大分地区のターミナルを発着場として別府湾を約30分かけて航行する予定。運航日は土日のみで、午後1時から1時間おきに計4便を運航。
11月28日午前10時からホームページで予約受付を開始。約2週間前から予約できるようになるらしく、28日から予約できるのは11月30日、12月1、7、8日の運航分。1便あたりの定員は80人。運賃はオンラインによる事前決済で大人2,000円、小学生までの子どもは半額の1,000円。
運航開始後しばらくは ”ホーバークラフト復活” という話題性から予約が取りづらい状況が起きそうな予感ですが、ここ最近不安定な海象状況が続いているので運航基準など安全面には十分留意してもらいたいですね。運航初日の11月30日は少し波が高そうなので、海象状況によっては運航中止という判断も必要。
これまでに大分ホーバークラフトで操縦訓練中に起きた事故
- 2023年
11月8日1番船「Baien」大分空港でガードレールに接触 - 2024年
3月21日2番船「Banri」大分空港でフェンスに接触 - 4月25日2番船「Banri」大分空港でフェンスに接触
- 7月5日2番船「Banri」西大分発着場でスロープ側面に衝突
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