建造中のSEP船「华夏金租神大01」クレーン搭載へ向けて曳航
中国で建造中のSEP起重機船「华夏金租神大01」は、進水式から約1ヶ月が経過した2023年5月24日にそれまで建造を行っていた江蘇省から山東省の青島海西重机有限責任公司へ移動し、今後一連の建造作業が行われるという。主な搭載作業は、1,200トンのメインクレーンと400トンの補助クレーン、そしてレグを110mまで延長するという工程。
SEP船「华夏金租神大01」もコンパクト設計の居住区を採用
進水時は、多くの足場材が設置されたままになっていましたが、1ヶ月経つと綺麗に足場は撤去され、レグ昇降設備、LECのクレーンポストや居住区など甲板設備は塗装されてピカピカの状態に。
出典:武汉船用机械有限责任公司
足場が無くなった画像を見て気付きましたが、SEP起重機船「华夏金租神大01」も「瑞力海洋」と同じように居住区が船幅の半分程度に抑えられたコンパクト設計になっています。これは、ブレードとハブを一体化した状態で搭載するためのレイアウトだという。
中国のSEP船では流行りのスタイルになっているのかもしれません。
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