ドイツ沖「Gennaker」向け洋上変電所トップサイド積み出し完了


出典:HSM Offshore Energy BV
ドイツ沖の「Gennaker Offshore Wind Farm」向けとなる2基の洋上変電所(OSS、offshore substation)トップサイドがオランダの建造ヤードから輸送台船へ積み出しされました。
OSS「Zingst」とOSS「Darß」は、ドイツ・バルト海における50Hertzの送電網接続プロジェクト「OST-6-1」として、「Gennaker Offshore Wind Farm」で発電した電力を陸上の送電網へと送る系統の一部を担う。
洋上変電所2基に関する設計、調達、建設、輸送・据付、試運転の全工程は、HSM Offshore Energy、Smulders、Ivで構成されるHSIコンソーシアムがを請け負っており、OSS「Zingst」のトップサイドはスヒーダム(Schiedam)にあるHSM Offshore Energyのヤードで、OSS「Darß」のジャケットはフリッシンゲン(Vlissingen)にあるSmuldersのヤードでそれぞれ積み出し作業がおこなわれました。
OSS「Zingst」トップサイド積み出し:スヒーダム(HSM Offshore Energy)


出典:HSM Offshore Energy BV
OSS「Darß」トップサイド積み出し:フリッシンゲン(Smulders)


出典:HSM Offshore Energy BV
Allseasの「Pioneering Spirit」により設置予定

出典:Allseas
「Gennaker Offshore Wind Farm」の洋上変電所2基の輸送・設置については、Allseasが50Hertzと契約をおこなっており、設置作業には「Pioneering Spirit」を使用する予定。
今回のトップサイド積み出しに先立ち、先日ジャケットの積み出しは完了している。「Gennaker Offshore Wind Farm」の洋上変電所ジャケットとトップサイドの寸法および重量は以下の通り。公表されている情報によると、OSS「Zingst」とOSS「Darß」の重量は同じ。
| 部材名称 | 寸法(長さ×幅×高さ) | 重量 |
|---|---|---|
| ジャケット | 40m×28m×33m | 3,700トン |
| トップサイド | 68m×37m×21m | 5,300トン |
「Pioneering Spirit」

- 旋回クレーン 5,000トン
- ジャケットリフトシステム(JLS) 20,000トン
- トップサイドリフトシステム(TLS)
48,000トン→ 60,000トンへアップグレード完了
| 船名 | Pioneering Spirit |
| 総トン数 | 403,342トン |
| 長さ | 382m |
| 幅 | 124m |
| スロット | 長さ:122m 幅:59m |
| 速力 | 14ノット |
| 宿泊設備 | 571人 |
| トップサイドリフト容量 | 60,000トン |
| ジャケットリフト容量 | 20,000トン |
| 搭載クレーン | 5,000トン |
| 船籍 | マルタ |
| 建造年 | 2014年 |
Gennaker Offshore Wind Farm

「Gennaker Offshore Wind Farm」は、ドイツのフィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15kmのバルト海でSkyborn Renewablesが開発を進めており、Siemens Gamesa製の風力タービン「SG 14-236 DD」63基と洋上変電所2基を設置する計画で総発電容量は976.5MW。2028年に運転開始の予定。
| 名称 | Gennaker Offshore Wind Farm |
| 設置位置 | ドイツ フィッシュラント=ダルス=ツィングシュト半島から北へ約15km |
| 発電容量 | 976.5MW |
| 基礎構造 | 着床式、モノパイル |
| タービンメーカー | Siemens Gamesa |
| 風力タービン | 9MW → SG 14-236 DD |
| 設置基数 | 103基 → 63基 |
| 運転開始 | 2028年 |
| 事業者 | Skyborn Renewables |
| その他 | 洋上変電所2基 |


















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