Vestasが日本の洋上風力プロジェクトで238MWの受注を発表
Vestas secures 238 MW order for offshore wind project in Japan
(Vestas、日本の洋上風力発電プロジェクトで238 MWの受注を獲得)
https://www.vestas.com/en/media/company-news/2023/vestas-secures-238-mw-order-for-offshore-wind-project-i-c3757246
2023年4月25日、Vestasは「北九州響灘洋上ウインドファーム」の事業者ひびきウインドエナジーから238MWの受注を獲得したと発表。福岡県北九州市沖の響灘に建設予定の「北九州響灘洋上ウインドファーム」は、同日に工事の安全を祈願する起工式を開催していました。
Vestasの掲載記事によると、受注内容は風力タービン「V174-9.5 MW」25基の供給と設置、およびActive Output Management 5000(AOM 5000)と呼ばれる風力発電所向けの長期運用管理サービス。
運用・保守のサポートサービス「AOM 5000」
風力タービンの供給と設置に合わせて契約した風力発電所向けの長期運用管理サービス「Active Output Management 5000」(AOM 5000)は、Vestasが提供する運用・保守のサポートサービス。
風力タービンに内蔵されたセンサーシステムのリモート監視、収集したデータ解析による生産損失とO&Mコストの最小化、メンテナンス計画の提供や交換部品の調達まで。あらゆる角度から風力発電所の生産性を高めるサポートサービス。
サポート内容はベーシックなプランから稼働率保証およびエネルギー保証まで対応した5種類のプランがあり、「AOM 5000」は最もサポートが充実したプラン。発電量ベースで稼働率を保証するもので、想定発電量(MWh)に対する実発電量(MWh)の割合を基に稼働率を計算。日本では季節によって発電量が変動するサイトが多いという理由からVestasも「AOM 5000」を推奨しており、稼働率保証を含む「AOM 5000」または「AOM 4000」というプランが、特に日本では支持されているそうです。
「AOM 5000」と「AOM 4000」は、最長10年間の契約で条件により2回、5年間の契約延長が可能。
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