新車1,500台を積んだ日本郵船所有の自動車運搬船が松山沖で座礁

新車1,500台を積んだ日本郵船所有の自動車運搬船が松山沖で座礁 国内ニュース
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新車1,500台を積んだ日本郵船所有の自動車運搬船が松山沖で座礁

2024年10月8日午前2時頃、日本郵船(NYK,Nippon Yusen Kabushiki Kaisha)が所有する自動車運搬船「ZEUS LEADER」(ゼウスリーダー)が愛媛県松山市の小市島北で座礁する事故が発生。

事故当時、自動車運搬船「ZEUS LEADER」は、10月7日16時頃に広島港を出港し、山口県防府市に向けて航行していた。座礁による船体損傷や浸水、油の流出はなく、船の乗組員27人にもケガなどはないという。「ZEUS LEADER」には、貨物として自動車の新車約1,500台が載せられているそうです。

第六管区海上保安本部発表の緊急情報

【緊急情報】乗揚げ船存在_小市島(2024年10月08日03時40分 発表)
出典:海上保安庁 | 第六管区海上保安本部

10月8日23時頃の満潮時刻で離礁に成功

10月8日23時頃、離礁に成功した自動車運搬船「ZEUS LEADER」の航跡
出典:MarineTraffic

自動車運搬船「ZEUS LEADER」のAIS情報を確認すると、座礁直前の速力は16.9ノット(時速約31.3km)。相当な勢いで座礁していたとみられますが、10月8日23時頃の満潮時刻に合わせて離礁に成功。

松山の潮汐表によると、自動車運搬船「ZEUS LEADER」が座礁した10月8日2時頃の潮位は約2m。離礁に成功した23時頃の満潮潮位は2.83m。

自動車運搬船「ZEUS LEADER」

日本海事協会に登録されている自動車運搬船「ZEUS LEADER」のRegister of Ship
  • Owner(船主):Nippon Yusen Kabushiki Kaisha(日本郵船)
  • Shipbuilder(建造):MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. NAGASAKI SHIPYARD & MACHINERY WORKS(三菱重工長崎造船所)
船名ZEUS LEADER
総トン数38,523トン
載貨重量トン18,697トン
長さ199.99m
32.26m
船籍日本
建造年2009年7月
自動車運搬船「ZEUS LEADER」
出典:MarineTraffic | Geir Vinnes
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