台湾の大彰化2b&4で全66基の14MW風力タービン設置完了

台湾の大彰化2b&4で全66基の14MW風力タービン設置完了 洋上風力発電
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台湾の大彰化2b&4で全66基の14MW風力タービン設置完了

SEP起重機船「Wind Maker」による風力タービン設置作業
出典:Ørsted

2026年1月20日、Ørsted台湾の「Greater Changhua 2b and 4 offshore wind farms」(大彰化2b&4洋上風力発電所)で全66基の風力タービン設置が完了したことを発表しました。

「Greater Changhua 2b and 4 offshore wind farms」は台湾中西部の彰化県沖35~60kmに位置し、Siemens Gamesaの14MW風力タービン「SG 14-236 DD」66基を設置する計画で総発電容量は920MW。風力タービン基礎にはサクションバケットジャケットを採用。

風力タービン設置作業をおこなったのは、Cadelerの2,600トン吊りSEP起重機船Wind Maker」。2025年4月に1基目の風力タービンを設置がおこなわれ、全66基を275日で設置。作業では1度の航海でSEP起重機船「Wind Maker」に14MW風力タービン4基分の部材を自船に積み込んで施工を実施。

「Greater Changhua Offshore Wind Farms」のManaging DirectorであるØrstedのJayaram Naidu氏は、台湾海峡の厳しい海況により施工可能な天候条件が短い中、920MWの洋上風力タービン設置を1シーズンで完了できたことは大きな成果であるとし、規律ある実行力、厳格なリスク管理、海上作業、物流、設置計画における緊密な連携の上に成り立っており、これら全てを強固な安全文化(safety culture)が支えていると述べています。

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SEP起重機船「Wind Maker」

出典:Ørsted

CadelerのM-class1隻目となる2,600トン吊りSEP起重機船「Wind Maker」は、韓国のHanwha Ocean(旧 大宇造船海洋:DSME)で建造され、2025年1月に引き渡し。

「Wind Maker」の船体寸法は長さ153m、幅56m、深さ11.5m。船体設計は「NG-16000X」と呼ばれるGusto MSCによる設計を採用。メインクレーンはHuisman製で最大吊り上げ能力2,600トン、揚程は不明。甲板面積は5,400m2でDYNPOS(AUTR)(IMO Class2相当)のダイナミックポジショニングシステムを搭載し、最大作業水深は65m。

船名Wind Maker
クレーン能力2,600トン
揚程不明
長さ153m
56m
深さ11.5m
レグ長さ109m
最大作業水深65m
推進装置(船首)格納式アジマススラスター 3.5MW×2基
(船首)トンネルスラスター 3MW×1基
(船尾)アジマススラスター 3.5MW×4基
速力9.5ノット
DPSDYNPOS(AUTR)
(IMO Class2相当)
甲板面積5,400m2
宿泊設備130人
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